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Andy Shaufのライブを観てきました
Andy Shaufが地元の夏フェスに出演すると聞いて、早速行ってきました!他にも数アーティスト出演していたのですが、トリでさえ馴染みのないアーティストでしたので最後まで残らないと決め、私達はアンディのライブのみの参加となりました。
ここはビール会社の主催、会場もその会社の裏側だったので、19歳以上(BC州の成人)だけ入場できるようになっていました。アンディが出る時間の30分前に会場到着。でもいざ会場に入ってみると、若い人だらけ。。。めちゃくちゃ場違いな感じです。数人アジア人も見かけたけど、それ以外、私くらいの年代の人となると誰もいなかった。でも白人の人なら明らかに年配の方も割といたので、まあそこまで場違いに感じなくてもよかったかもしれないです。
こちらの会場ってアルコール売ってて、フェスに来てる人の目的がアーティストの演奏を観るより、音楽をバックに飲んで騒ぐのが目的な人もわりといます。なのでこういうオーディエンスの前でアンディ演奏するの?どういう感じになるんだろうっていう不安もありました。だって静かなしっとりとした曲が多いのに、ちゃんと聴いてもらえるのかしらって思いますよね。
アンディの演奏時間となると、6ピースバンド体制で登場しました。ギタリスト、ドラマー、ベーシスト、クラリネット兼サックス奏者、キーボーディスト、そしてアンディ。彼はアコースティックギターをずっと抱えていました。彼の曲をライブで再現するには、クラリネットとキーボードは欠かせないですものね。人数が多い目なのも分かります。
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ちなみにこのラインナップで演奏している映像はないかなと探してみたら、この映像がありました。
ベースとキーボードの方達は、2016年のNPR Music Tiny Desk Concertでも見かけました。
アンディ、静かで控えめで、ライブ・アーティスト向きじゃない感じがしますが、ステージに出てきたら、口数は少ないながらにも、笑顔でさらっと演奏を始めてくれましたよ。
このリラックスした感じは去年に出した現在の最新作であるアルバム「Wilds」のツアーで欧米を今年の4月と5月に回わってきて、こなれていたからなのかな?このメンバーで演奏するのが楽しいという印象を受けました。演奏は、Neon Skylineで始まり、
Judy(Wilds)、The Magician、Twist Your Ankle や、Try Again、
Quite Like You
などを1時間にわたり披露してくれました。これらどれも大好きな曲で、ライブを観れるだけも私はウキウキしてしていました。周りのみんな「フェスを楽しむぞ~」という気持ちで来ているせいか、ウェルカムな雰囲気が満載でかなり受けもよかったです。友達同士でダンスしている人たちもいたし、メンバー紹介時に、「今日はベースのOOの誕生日なんだ」とアンディが告げると、オーディエンスのみんながハッピーバースデーを大合唱したり。そして、メンバの一人はこの街の出身だそうで、それについてもオーディエンスの大喝采を浴びていました。
ラジオの番組でのライブを収録した映像※をなど見ると、なんとなく表舞台に出るのが苦手な感じに見えてしまうのですが、この日のライブではそんな感じも出ておらず、しっかりと楽しんでいたように私には見えました。(※ちなみにこの映像でのインタビュー自体はとても素晴らしかったです。インタビュワーの方が、ちゃんとアーティストに対して知識があり的確な質問をされていました。)
あまり演奏を生で観る機会がないアーティストなので、ライブに行けて本当に良かったです。誰でもが知っている大物はアーティストは、大都市に流れてしまうけど、ここではアンディのような、良質なアーティストが中規模なホールやライブハウスなどでプレイしてくれることもたまにあるので、もう少しアンテナを張っておくべきだなぁと感じています。