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神経根ブロック注射って・・・
さて、やっとの思いで病院に戻り事情を医師に伝えた。
しばらくは,、ベッドで安静にしているよう指示を受けたのでそのようにしたのであった。
結果、今度は神経根ブロック注射を行うこととなった。
効果のありそうなネーミングである。
神経根ブロック注射を行う当日になった。若干の不安を抱えながら、まだ痺れが強い右足の状態でゆっくりと歩いて1階の処置室に入った。
処置室には医師と看護師1名が待ち構えており、ベッドに横たわるよう促され、それに従い横向きに寝転んだ。
「一瞬痛いけど我慢して」
と、医師に言われ、少し身構えたのである。体が動かないように、看護師が私の体を両手で抑えている。
「はい、じゃあ、じっとしてて」
針先が脊椎の間にスッと差し込まれるのが分かった。
針先が神経の近くに到達したのであろう。
その瞬間、ビシッッっと、腰から足先まで電流が走るような痛みが走ったのであった。
私はたまらず「ぐっあーっっっ」言葉にならない大きな声が出て、処置室に響いた。
これほど痛いとは・・・
しかし、効き目はかなりあった。結果としては神経根ブロックを
行って良かった。神経根ブロック後は、数日で不通に歩行ができ、軽く走ってみたが何事もなかった。
順番が逆ではないか
しかし神経根ブロック注射は、保存的治療である。
既に私はPLDDをうけたばかりであるから、手術の後に保存的治療を行った事になる。いまだに合点がいかない。
術後の現在
かれこれ20年ほど経過している。
頚椎性脊髄症の症状が出てくるまでは、日々、普通に痛みもなくQOLも向上し生活できていたが、頚椎と腰椎は当然であるが繋がっている為、頚椎の状態に不具合が起きれば一度PLDDを行った腰部にも痛みが発生する。
こればかりは仕方がないとあきらめるしかなさそうである。
人間は脊椎動物であり二足歩行であるから、首や腰に大きな負荷がかかるのは避けられないのである。と自分に言い聞かせるのであった。
腰椎ヘルニアの治療について
端的に述べると以下のようになるので、この記事にたどり着いた方々に少しでも参考にしていただければ幸いである。
私のように、突然発症し直ぐに入院、手術となる場合を除いた場合と考えていただきたい。
神経根ブロック注射・・・強い痛みは伴うが大きな効果が得られた。
PLDD・・・保険適用外なので先ずは上記を選択するのが賢明であろう。
保存的治療を行い回復するのが望ましい。
腰がヘルニアと診断された際に頸椎のレントゲンを撮ることをお勧めしたい。腰と首は脊椎の一部であるから、頚椎にも負荷がかかっていないか疑った方が賢明である。
術後のケアおよびトレーニングについて
術後しばらくは、軽いストレッチを行うことが回復を早めた。又、しゃがむ動作を行う際は背筋を伸ばした状態を保ちながら行うと腰への負荷が少なくて済むのでお勧めしたい。これは現在も継続している。加えて当時は約半年ほど筋トレを継続した。現在は行っていないが、特に腹筋とインナーマッスルを鍛えることが有効であった。
本日はココまで。