ワールドカップの陰で起きていること②
今回のワールドカップはアルゼンチンの優勝で幕を閉じました。
故マラドーナ氏も天国で喜んでいることでしょう。
前々回、ワールドカップが開催されている陰で世界情勢が大きく動いているとお伝えしましたが、国内でもかなりヤバい動きがありましたので、
いくつかお伝えいたします。
◆緊急事態で国会議員の任期を延長
衆院憲法審査会は本国会において3回の自由討議を行いましたが、自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党は特に、大規模場自然災害やテロなどの「緊急事態」の対応を議題の中心に取り上げており、
12月1日には、緊急事態で国会議員の任期を延長できるかについて議論が行われました。
これが承認された場合どうなるかというと、
緊急事態が起きた際は、戒厳令のような状態が続くことが予想され、
現行の議員の任期が伸び、選挙が無くなるという事です。
ちなみに12月1日の議論の結果、自民党や日本維新の会など5会派が、憲法の改正で実施する必要があると主張し、立憲民主党は国会法の改正で対応できるとの認識を示しました。
先の大戦前には、任期延長によって翼賛体制が作られた歴史もあるため、
一部の野党からは反対の声も上がっております。
◆チケット販売にマイナンバーカードを活用へ
11月28日の記事ですが、コンサートやスポーツ観戦のチケット販売時の本人確認にマイナンバーカードを活用することを政府が検討していることが明らかになりました。
チケットの高額転売を防ぐというのが名目で、マイナンバーカードの用途を拡大することで普及を進めようという考えもあるようです。
マイナンバーカードの普及が進み、保険証が廃止されれば、あらゆる個人情報が統合され、国民の管理体制がより強化されるでしょう。
◆iPhoneにマイナンバーカード搭載要請
マイナンバーカード関連でもう1つ。
12月15日にアメリカのIT大手アップルのティム・クックCEOと会談した際に、iPhoneにマイナンバーカードの機能を搭載できるようにしてほしいと要請していたことがわかりました。
元々4月の時点でAndroidへの搭載は決まっておりましたが、これでiPhoneにも搭載されることが決定しそうです。
◆学校給食にコオロギ導入
鳴門市にある徳島大学発のベンチャー企業・「グリラス」と、徳島県小松島市にある県立小松島西高校の食物科の生徒との共同開発により、
徳島県の高校の給食に、食用コオロギを使ったメニューが登場しました。
11月28日に実施された給食では、「カボチャコロッケ」に、食用コオロギのパウダーが練り込まれています。
コオロギは「食料問題の解決策」とも期待されておりますが、一方で、食用昆虫の8割以上から寄生虫が発見され、更にカビ毒などの細菌汚染も酷く、様々な病原体のキャリアであり、人間に深刻な病気を引き起こす可能性がある事が報告されております。
また、外骨格に発がん性の物質が検出されているという報告もありますが、
そもそも、学食ではなく給食なので、生徒たちに選択肢はありません。
いわば強制的に試験が導入されていると言っても過言ではありません。