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サハラ砂漠はかつて緑にあふれていた

アフリカ大陸北東部に広がるサハラ砂漠は、南極を除いて世界最大の砂漠として知られていますが、数千年前のサハラ砂漠が緑に覆われていたというのというのはご存じでしょうか?

文明の歴史について解説するポッドキャストを配信している、
Fall of Civilizations Podcastが、なぜサハラ砂漠の緑が失われたのかといった理由についても解説しています。

実は約5000年前は緑に覆われた大地が広がっており、
湖や川も多く存在し、初期の人類が住んでいて、
狩りや釣りを行っていたそうです。

何故、そんな緑あふれた土地が砂漠化したのかははっきりとはわかっていませんが、およそ2万5800年周期で発生する地球の歳差運動によって地球の自転軸が回転し、5000年ほど前に降雨地域がサハラより南に移動したことで、サハラが乾燥したとも、さらに牧畜が盛んにおこなわれたことで砂漠化に拍車をかけたとも言われております。

地球環境は決して不変ではなく、むしろ絶え間なく変化しているものだと、
この事例は思い起こさせてくれているのだと思います。



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