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AMH検査で知った自分の体質。まさかの多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)疑い…
AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査をご存知ですか。
私は「結婚していない。けど、いつか子どもが欲しい人が今できること」とという本を読んではじめて知りました。
将来、子どもを授かりたいと考えている方の参考になればと思い、自身の体験談を書き残しておこうと思います。
①AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査とは
血液中のAMH値を測定することで、卵巣内の卵子の数を推定する検査です。卵巣予備能検査とも呼ばれ、不妊治療の治療方針にも役立てられます。
卵巣に卵子がどのくらい残っているのかを確認することができます。
この検査は、あくまで「卵子の数」を調べる検査であり「卵子の質」を調べ調べる検査ではないという点に注意が必要です。
私は医師ではないため、詳しくはお近くの産婦人科医にご相談いただきたいのですが、妊娠のしやすさに関係しているのは「卵子の数」ではなく、「卵子の質」の方だそうです。
ただ、卵子がどのくらい残っているのか。今後どのくらい排卵できるのかは、肌や髪などの変化と違って自分の目で確かめることが難しいと思います。
自分の体の状態を予め知っておくことで、早めに対策を打つことができる場合もあるので迷っている方は受けてみるのもいいかもしれません。
②検査を受けようと思ったきっかけ
冒頭にお伝えした通り、以下の本を読み、AMH検査を知りました。
検査を受けることに前向きになれたのは、検査内容が血液検査1回のみだったことが大きかったと思います。
学生時代、子宮頸がん検診で痛い思いをしてから産婦人科に行くことに若干の抵抗がありました。
また、フルタイムで働いていたので、何度も検査のために通院することは難しいと感じていました。
そのため、1回の採血で自分の体の一部を把握できるこの検査は私にとって魅力的に感じ、受けてみることにしました。
③検査結果
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一般的に基準値は「2以上6未満」とされているそうですが、私は検査の結果6以上の値が出ました。
当時26歳。基準値よりも高い場合のリスクについて何も知りませんでした。検査結果の用紙を医師から渡されても、ぽかんとしていた記憶があります。そこではじめて知ったのですが、AMH値が高い場合、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が疑われるそうです。
④多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは
以下の症状に当てはまることが多いそうですが、人によって現れる症状は様々なようです。
•卵巣に卵胞がたくさんできている状態。
•たくさん卵胞があるのに、なかなか排卵できない
•排卵できないから、生理不順になりやすい
•肥満体型
•多毛
•ニキビ、吹き出ものができやすい
私がこの中で自覚症状があったのは「ニキビ、吹き出物ができやすい」点でした。
そのほかの症状は当てはまらなかったため、確定診断には至りませんでした。
病院にもよると思いますが、「AMHが高い」だけでなく、「月経周期異常」や「経腟超音波検査で卵巣の状態を確認」する必要もあるそうです。
詳しいことはぜひお近くのクリニックで医師にご相談いただければと思います。
⑤最後に
基準外の結果が出て、不安になったのを今も鮮明に覚えています。
AMH値が低いからといって妊娠率が下がるわけではありません。
反対にAMH値が高くても、必ず妊娠できるわけではありません。
あくまで、「卵子の数の目安」を知ることができる検査ということを把握していただければと思います。
そして、今この記事を読んでいる方へ。
今は結婚・出産を考えていないと思っていても将来は結婚したい・出産したいと思うかもしれません。
その将来のために、今のうちから自分の体のことを知っておくことは大切だと思います。
少しでも気になることがあれば病院を受診していただければと思います。