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webライターになるためのステップ!未経験から脱する、 シンプルな成功法則
はじめに
自分はwebライターとしていろいろ動いているけれど、正直に言うと、SEOの知識はまだ浅いし、インタビュー記事の経験もほとんどない。
もし学生時代に戻れるなら、「もっとビジネスに特化したライティングをやっておけ!」と自分に言うだろう。
でも、それは当然不可能な話だ。
だからこそ、今できることに目を向けるしかない。
新しいスキルを学び始めるか、これまでの経験で磨き上げてきた武器をさらに強化するかだ。
幸い、自分には「台本制作」という武器がある。
高校1年のときから始めたこのライティングの形は、趣味として続けてきたもので、今では10年以上の経験になる。
今日のnoteでは、この「台本制作」を軸にして、ライティングを始めたきっかけや、自分が大切にしていることについてお伝えしていこうと思う。
これからwebライターを目指す方や、文章を書く楽しさを知りたい方にとって、少しでも参考になれば嬉しい。
最初は誰でも未経験
最初は誰でも未経験だ。
自分が初めて物語形式の台本を書いたのは、高校に入って3ヶ月くらい経った頃のこと。
クラスの学園祭の出し物で、ポップコーンと映画をやることになった(どうしてこの2つに決まったんだっけ…?)。
映画は、自分たちで制作したものを上映する。
出し物が決まると、次は役割決め。
周りは「何を担当しよう~?」と迷っている中で、自分は既にやりたいことが決まっていた。
「映画の台本制作」だ。
それどころか、もっと欲を出すなら、自分で撮って、出演もしてみたいと思っていた。
そんな思いを胸に秘めつつ、役割決めがスタート!
演劇部所属ということもあってか、台本制作、撮影、出演と、すべて勝ち取ることができた。
いや、台本制作に関しては、そもそも自分しか手を挙げていなかったかな…(笑)
撮影は夏休み明けに行う予定だったので、自分は夏休み期間を台本制作に集中することに決めた。
ただ、ひとつだけ困ったことがある。
▶自分は台本を書いたことがない。
いわゆる、完全な未経験者だった。
ライティング未経験者が、いきなり映画の台本制作…
夏休み。
台本制作未経験の自分は、どうやって書けばいいのかと悩んでいた。
たかが学園祭の出し物かもしれないが、どうせやるなら「おもしろい!」と言ってもらえるホン(台本)を書きたい。けれど、方法が全くわからない…。
演劇部に所属しているとはいえ、先輩たちに聞いても、誰一人として台本を書いたことがないと言う。
そもそも、過去の舞台公演ではネットにある既成脚本を使って上演していたからだ。頼れる人がいない…
とりあえず、自分は本屋へ向かい、「脚本の書き方」に関する本を購入した(残念ながら、タイトルは忘れてしまった)。
その本を読んでみたものの、専門用語が多いせいか、書き方がさっぱり理解できない…
「悩んでいても仕方がない」と気持ちを切り替え、とりあえずストーリーだけでも考えようと、頭の中で妄想を始めた。
ありがちなストーリーから奇抜なものまで、思いつく限りをA4ノートに書き出してみた。
それだけで少し気分がスッキリしたのを覚えている。
その後、もう一度購入した本を読み直してみた。
すると、不思議なことに、次はなんとなく内容が理解できた!
書き方のポイントが少しだけ掴めた気がした。
そこで、忘れないうちに見様見真似でノートに台本を書き始めることにした。
書いては消し、また書いては消し…
何度も修正を繰り返しながら、少しずつ形が見えてくる。
そしてついに、第1稿が完成した!
未経験から脱する、たった一つの方法
2学期が始まり、クラスに台本を提出した。
みんな台本の「正解」がわからないので、特に直しもなく、そのまま第1稿で撮影がスタート!
撮影は順調に進み、映画もなんとか形になり、無事に学園祭で上映することができた。
さて、長くなったが、ここからが本題だ。
ライティング未経験の自分が、どうしていきなり50ページ近くの台本を制作できたのか?その答えはシンプルだ。
「自分で調べて、行動したから」
この一言に尽きる。
当たり前のことだが、未経験者には知識も経験もない。
だから「できない理由」を探していては、何も始まらない。
・知識がないなら、自分で調べる。
・経験がないなら、行動量を増やす。
この2つが、未経験を脱するための唯一の方法だと、このとき実感した。
今の時代、わからないことはスマホで簡単に調べられる。
しかし、当時の自分にはまだスマホをそういう目的で使う習慣がなかったので、本を頼りに情報を得た。
本もまた、強力な手段だ。
そして重要なのは、調べるだけで終わらないことだ。
「書く→消す→書く」という、シンプルな行動を繰り返したことが、自分を成長させてくれた。
たとえ不完全な結果であったとしても、自分が努力し、形にした台本と映画には、たくさんの学びが詰まっていた。
この経験があったからこそ、今でもライティングを続ける基盤ができた。
学園祭の台本制作という小さな一歩が、自分にとって大きな一歩になったのだ。
未経験はとりあえず調べて動く!
ここまでいろいろ書いてきたが、結局のところ、未経験から何かを始めるにはこの一言に集約される。
「とりあえず、調べて動く!」
わからなくてもいい。
完璧じゃなくてもいい。
まずは動いて、形にすることが大切だ。
完成させれば、誰かからフィードバックをもらえるかもしれない(ちなみに自分の場合、特にフィードバックはなかったが…笑)。
それでも、一度形にしてみることで、次の課題や改善点が見えてくる。
そしてそこから修正を重ねることで、作品は少しずつ100%に近づいていく。
最初から完璧を目指す必要はない。
行動すること、それが何よりも重要だ。
行動自体はシンプルだ。
まず動き始めて、そこから継続させるだけ。
たったそれだけで、「未経験」という壁を乗り越えることができる!
もちろん、初めての挑戦には怖さもあるかもしれない。
しかし、その怖さは、実際に行動してみると不思議と消えていくものだ。
だからこそ、まずは「調べて動く」ことから始めてみよう。
最初は小さな一歩でもいい。
続けていけば、いつの間にかそれが大きな成果に繋がっていくはずだ。