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未経験Webライター必見!初仕事の取り方と成功のコツ
はじめに
仕事が決まらない。
これは、未経験からWebライターを始めた人が、必ず突き当たる壁だ。
「Webライターを始めよう!」と意気込んでクラウドワークスに登録。
やりたい案件に応募してみたものの、返信メールすら来ない。ただ時間だけが過ぎていく毎日。
これは決して珍しいことではない。
なぜなら、あなたは未経験で、何の実績もないからだ。
では、「未経験者には仕事がないのか?」と聞かれると、答えはNOだ。
正しいやり方で進めば、必ず仕事は獲得できる!
今日は、『未経験Webライター 初仕事獲得までの完全ガイド』 というテーマで、自分の経験をもとに書き進めていこうと思う。
「どうやって最初の仕事を取ればいいのか?」と悩んでいる人にとって、少しでも役立つ内容になれば嬉しい。
Webライターとしての初仕事は…
本の出版。
自分の場合、これが初仕事だった。
「いきなり本の出版?」と驚くかもしれないが、これは紛れもない事実だ。
自分は高校・大学と脚本制作を続けてきた。
初めての制作話については、以下のNote にまとめているので、気になる方はこちらもぜひ読んでほしい。
そんな経験の延長線上で、「何か本を書きたいな~」 と思い、クラウドワークスで案件を探していた。
すると、偶然目に留まったのが、「本を出版しませんか?」 という案件だった。
迷わず応募。
「報酬」は特に確認せず、「やりたいこと」を優先した。
過去の実績(自分の場合は学生時代の脚本制作)をプロフィールに登録し、クライアントにアピール。
そして、初めての仕事として「本の出版」が決まった。
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誰に「書く」を届けるのか?
人生初の「本の出版」が決まったとき、最初に聞かれたのは、「どんなテーマで書きたいか?」ということだった。
当時の自分は、とにかくビジネス書や自己啓発本を読み漁っていた。
だから、自然と「自分もそういう類の本を書きたい」と思った。
次に問われたのは、「この本を誰に読んでほしいのか?」ということ。
自分が思い浮かんだのは、「10代、20代で本を読むのが苦手な人」だった。
「難しい文章だと、そもそも手に取られない。だけど、そんな人たちにも読みやすい本を届けたい」
それが、自分の「動機」になった。
テーマと読者層が決まれば、あとはひたすら書くのみ。
書き方は、自分がこれまで読んできた本の中で、「読みやすかった」「面白かった」 ものを参考にした(もちろん、内容を真似るのではなく、文章の構成や流れを参考にするイメージ)。
そして、「書く」を繰り返すこと1ヶ月。
ようやく完成したのが、『小学生でもわかる時間の教科書 あなたの時間を奪う4人の時間泥棒たち!』 だ。
この本が完成し、初めて 「書く」ことによって報酬を得る という経験をした。
「自分の言葉で誰かに価値を届けることができる」
この感覚は、今でも鮮明に覚えている。
ここから、自分の「ライティングの仕事」としての道が始まった。
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Webライターとしての初報酬は…
本の出版による報酬は、確か2,000円くらい。
そこからシステムの手数料が引かれるため、実際に手にした金額はさらに少なかったと思う。
また、この報酬は最初に一度だけ支払われるものであり、本の売り上げに応じたロイヤリティ(印税)が入ってくるわけではなかった。
つまり、1ヶ月働いて、手にしたお金が2,000円程度。
時給に換算すると100円以下。
こう聞くと、
「え、Webライターって儲からないじゃん!やってられない!」
と思う人もいるかもしれない。
しかし、自分はこの契約に対して、何の不満もなかった。
むしろ、感謝している。
なぜなら、出版にかかる費用はすべてクライアントが負担してくれたからだ。
本を出版する上で最もコストがかかるのは印刷代だ。
ミニ書籍とはいえ、自分が書いた本は紙媒体でも販売されている。
それをクライアント側が負担してくれた。
さらに、表紙のデザインもクライアントが手配してくれた。
もし外注すれば1万円ほどかかるし、無料のデザインツールを使うにしても 自分の時間が取られることになる。
それらをすべて負担してもらいながら、Webライター未経験の自分が「本を出版する」という経験を得られた。
こんなにありがたいことはない。
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未経験者にとっての最大の価値
「本の出版」で得た最大のものは、お金ではない。
それは、自分に「Webライター未経験者を脱するチャンス」を与えてくれたことだ。
たとえ報酬が低くても、「自分の名前が載った本を出版した」という実績 は、一生残る。
そして、自分はこの「出版経験」を武器に、ライターとして次の仕事を獲得していった。
未経験者にとっての最大の価値、それは 「経験」 あるいは 「実績」かもしれない。
少なくとも、自分の場合はそうだった。
もし、クラウドワークスに登録したばかりの頃に、高報酬の案件ばかりを狙って応募していたら?
おそらく、何の仕事も獲得できず、実績も積めなかっただろう。
そしてそのまま、ライターとしてやっていく自信をなくし、途中で諦めていたかもしれない…
「お金」だけを見れば、決して割のいい仕事ではなかった。
しかし、この初仕事があったからこそ、自分はWebライターとしての第一歩を踏み出せた。
経験ゼロからのスタートでも、「まずは実績を作る」ことが、次のチャンスを引き寄せる。
未経験者が最初に選ぶ仕事は、その後のライター人生を大きく左右する。
だからこそ、最初の一歩をどう踏み出すかが大切だ。