上下関係という壁

今回は歳の差によって生まれる壁について書いていきます。皆さんも生きていて一回は先輩や上司などを嫌いになるという事があると思います。その上下関係について俺の考えをまとめてみます。

上の人が絶対という社会、世界について
俺はこの世で1番いらないと思っている事がこの上下関係です。下の人は上の人の話を聞かなければいけないという話。すごく理不尽だし、正直言って意味がわからない。生まれたのが早ければ偉いという社会は今すぐ崩していかなければいけない話だと思う。その理由は、下の人の可能性を潰しているから。
例えば会議などで、いろいろな案が出ました。その中に立場が下の人からのすごくいい案が出たとしても、最終決定をするのは上の人。上の人がそのいい案に聞く耳を持たずに自分がやりたい事を決める。それについて周りの人が下の人の案の方がいいと言っていたとしても、最後の最後に自分の立場を使って自分のわがままを通す。と言った話。この世に数え切れないほどあると思います。その社会は直ちに潰した方がいいです。

皆さんはこの話を知っていますか。
ノミの話
ノミというのは小さい生物で、そのノミの特徴は、ジャンプをすると1mも飛べるという事です。そこで、そのノミの1匹を長さ30cmの瓶の中に入れて蓋をします。そうすると、ノミはジャンプをして抜け出そうとしますが、蓋に当たって落ちてしまう、という状況を作ります。その瓶を少し放置してから蓋を開けると、本来1m飛べたノミが、蓋があった30センチしか飛べなくなってしまい、瓶の外に出る事ができなくなってしまうんです。すごく悲しいお話ですよね。しかし、このお話には続きがあります。結論から言うと、30cmしか飛べなくなったノミはあることをすれば本来のように1m飛べるようになります。その方法は、地面から天井まで1m以上ある部屋に移動させて、さらにその部屋に1m飛べるノミを入れてあげるんです。そうすると30cmしか飛べなかったノミは1m飛べるノミを見て、少しずつ飛べるようになり、結局1m飛べるようになるのです。

俺はこの話を聞いて、今の社会、上の立場にいる人が下の人に対して、蓋をしているじゃないか。ということに気づきました。会社などで、もっと仕事が出来るのに、上司がその人に蓋をして、最初の時より仕事が出来なくなっているという状況が作られていると思います。会社だけでなく、いろんな場所でそういう状況あると思います。しかし、立場が下の人は蓋をされていることに気づきません。なぜかというと、蓋が邪魔でその蓋までが自分の限界だと思っているからです。蓋をなくせばもっと上に世界が広がっているのに蓋によってその世界を見る事ができない。そういう人が数え切れないほどいると思います。
ここで、自分が先輩、上司から蓋をされているなと感じる事ができた人にはまだ望みがあります。その方法はノミの話でいう、1m飛べるノミの近くにいる事です。人間で例えると、先輩、上司に立ち向かっていく人や、蓋をどかそうとしている人です。その人達の近くにいれば自分も自然とそういう人になっていきます。いつも人の愚痴を言っている仲間より、立ち向かおうとしている人といた方が自分の成長にもなります。
一生瓶の中にいる30cmしか飛べないノミになるのか、瓶の外に出て1m飛べるノミになるのか。それを決めるのは自分次第です。
新しい世界を見て楽しい人生を送った方がいい人生を送れるし、苦しい人生を送っていればつまらない人生になる。ただ簡単な事です。この自粛期間に自分の置かれている状況を把握してどういう行動をすればいいのか1度考えてみてください。

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