ベトナムへの挑戦
入国制限が緩和され、ベトナムに乗り込み約一ヶ月が経った。
コロナによる影響で挑戦ができていなかったなか、ようやく挑戦に至ることができた。
ベトナムを選んだのは、2年前あと少しで入団できそうであったことと、在日ベトナム人コミュニティとの関わりが深く、自分の成功が彼らに元気を与えらえたらという気持ちがある
実際は知り合いが多いという点がある。
2年前はいいリズムでV1のチームの育成に入ることができた、巡りあわせも良かったし、何しろタイミングが良かった。
時の運の大事さを知った。
ベトナムのVリーグは1部(以後V1)に所属する13チームに各3人しか外国人は登録できない狭き門
さらに、現在日本人選手もいない
だから面白い
でも現状は、サッカーは幾らでもできてはいるが、V1へのテストやら接触すらできていない
奴ら経歴ばっかで判断しやがって、相手にもしない、見てくれもしない
おまけに助っ人外国人は高身長の奴が人気、こいつらと何回もプレーしたことあるけど、俺のアジリティーで一発よ
まあ、でもこいつらの方が需要があるからね、V1のサッカーには
高さや強さという面でベトナム人にないもの提供できてる
だから俺が入って、この状況に穴空けたい
そしたらベトナムのサッカーももうワンランク上がる気がする
そんなすぐにはチャンスは来ないし、難しい挑戦だとはわかってはいたが、問題はビザである。
コロナ禍の渡航であり、入国再開となりまだ日が浅いため通常取れるはずの3ヶ月のビザが取れず、1ヶ月のみとなった。
延長はするが以前のように簡単ではないし、金が数倍かかるのがネック
だから、そんなにダラダラとは滞在期間を延ばせない
本来ならば知り合いの現地でスクールを展開する韓国人の下で労働ビザを取得し、もう少し長いスパンで地道にベトナムのトップを狙うことを考えていた。
だが現地に来て日増しにシーズンを戦うということへの渇望が増している。
ベトナムでの挑戦はまだまだ続くが、脈がない場合は見切らないといけないそのタイミングの見極め、俺に時の運、あるかな
島村健汰
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