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みんなだいすき トラネキサム酸ヾ(o´∀`o)ノ♪

こんにちは~♪
アラサー敏感肌 企画開発のさこです。
花粉症も落ち着いたのも束の間、雨が降ったり気温が乱高下して頭が痛くなったり、喘息が続いたりと体調がすぐれないことも多く、そのうえ紫外線が降り注いできてなんだかシミが濃くなってきている気がします。
今日は、そんなときの心の友「シャインドリップ」の有効成分『トラネキサム酸』についてご紹介させていただきます~


◆わたしと美白

これまで「美白」と書いてある商品をいくつか試している中で、自分が使えるものと苦手なものがあることに気づきました。

私の場合は、ふわ〜っと赤みが出てきたり、ピリついたりという割と即時性の反応が多いですが、20代前半の頃はそれでも使えるし、いいかなと思っていました。

化粧品OEMに転職してからより多くの試作品を評価することが増え、その時にアトピー肌といったバリア機能の低くなっている肌では、いくつかの美白製剤と相性がよくないということを知りました。

ナイアシンアミドが医薬部外品として配合されていたり、ビタミンCが高濃度配合されている化粧水やあっさりとした美容液の場合、他の人にとっては何ともないのに私だけ強い痛みがあったり、その後赤く腫れあがったりと症状が酷くなったりしました…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

その中で、トラネキサム酸だけはどんな剤型でも特に問題なく使えた記憶があります。ただちょっとキシキシする感触が好みではないものもありました(苦笑)
ピルを服用している影響から、30歳になって頬や鼻周りの小さなシミが気になり始めたので、定期的にレーザーでシミ取りしています。もうできてしまったシミは化粧品では濃くならないようにしかできないので、こうゆう時は美容医療も選択肢のひとつとして早めに対処するのもアリだと思います。

最近朝はシャインドリップを化粧水代わりに使って、そのあとはアルビオンのセルフホワイトニングミッションという美容液を使い、Wのトラネキサム酸ケアをしています(⌒∇⌒)

ご存じの方も多いと思いますが、シャインドリップはみずみずしい使用感のため私はポンプ容器に入れて、化粧水の代わりとしてぜいたくにバシャバシャ使っています。
※個人の判断で行っておりますので、自己責任でお願いしますm(__)m

アルビオンの美容液はポンプの口元に白い結晶が少し出てきてしまうのが難点ですが、乳液のような質感でしっとりとした使用感も気に入っています。結晶は都度ふき取りが面倒ですが、トラネキサム酸が美白成分としてしっかり配合されている証だと感じます。ちゃんと箱の注意書きに記載があるので問題ありません!

(アルビオン トラネキサム酸配合美容液)

◆トラネキサム酸の歴史

トラネキサム酸は人工のアミノ酸でプラスミンの生成抑制作用があります。内服薬としても知られていますよね♪

止血や風邪・口内炎の炎症を抑える目的はもちろん、肝斑治療など美容目的で処方されることも増えています。

トラネキサム酸が化粧品製剤として使われるようになったのは、資生堂さんの申請によって約30年前に肌荒れ防止有効成分として、約20年前に追加の効能として美白有効成分として厚生労働省に承認されてからです。
その後、資生堂さん以外でも使うことができていますが、もともと内服薬だったこともあり、日本では通常の化粧品に配合できず『医薬部外品の有効成分としてのみ配合できる』という独特な特徴があります。

このあたりの化粧品に使えるのか、医薬部外品として薬用化粧品がどうのこうのは少しややこしいので、なぜなのかはスルーしていただけるとありがたいです(・∀・)

ただ数年前、韓国コスメの「トラネキサム酸●%配合の化粧品」がバズって日本にやってきた時、これはいいのか!?と驚いて、取引先の原料メーカーにすぐ問合せしてしまいました;;

結局NGで、その商品は日本で販売しているものは処方を変えて、今はトラネキサム酸を配合していないようです。

日本で売るには日本の決まりに則らないといけないけれど、ユーザーの皆さんからしたら日本の決まりが商品をよく見せすぎることも制限されているところもあるので、海外商品がよく見えてしまうのもしかたない面があると思います( ;∀;)

◆トラネキサム酸のはたらき

上で書いた通り、トラネキサム酸は薬用化粧品の「肌荒れ予防」と「美白」の目的の有効成分として用いられますが、どちらもはたらきは「プラスミンの生成抑制」です。

シミができるメカニズムは下の図を見てみてください~なるべく簡単にまとめてみましたが、メラノサイトでのメラニン産生はややこしい作用機序なので、今回は省略しますm(__)m

紫外線やストレスなどの刺激を受けると、メラノサイト活性化因子の一種であるプラスミンがシグナル伝達していくのですが、トラネキサム酸がもつプラスミンの過剰な生成を抑制する作用は、メラニン産生に直接寄与する他のメラノサイト活性化因子の生成を抑制するため、色素沈着の抑制において重要なアプローチのひとつだと考えられています。


(シャインドリップ 商品ページ参照)

◆おわり

トラネキサム酸の話、いかがでしたでしょうか?
なんとなく肌にやさしいイメージや資生堂さんの美白商品に多いな~という認識だった方も、もっと好きになっていただけたら嬉しいです💛
シャインドリップは商品としては『美白成分としてプラセンタ・肌荒れ予防成分としてトラネキサム酸』を配合しています。私はこの夏しっかりと使っていきたいと思いますヾ(o´∀`o)ノ♪

※この記事では、コスメブランドの一社員が個人的見解を述べています。

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