低収入でも貯金できる!今すぐ辞めるべきこと

こんにちは。今回は、低収入でも貯金できる、辞めるべきことを紹介します。貯金をするためには、収入より支出を減らさないといけないので、低収入だと貯金できる額には限界があると思われます。しかし、そうであっても、継続して貯金していくことで、将来的に大きな貯金額になりますし、収入が途絶えたときにリスク回避としても、貯金をしておくことは重要です。
収入が増えてからではなく、どんな収入だとしても、毎月の家計を黒字にして、貯金をする習慣をつけるために、辞めるべきことを紹介していきますので、1つでも多くのことを取り入れてみてください。

1. 人並みの生活

1つ目は、人並みの生活です。世の中で言われている人並みの生活をするのは、結構大変です。人並みといっても、多様にありますし、すべてのジャンルで人並みを目指してしまうと、それは人並みを大きく超えた生活になってしまいます。
例えば、2LDKの家に住むのが人並みの生活だとします。2LDKといっても、東京とそれ以外の地域では家賃が大きく違いますし、共働きであれば、比較的ラクになりますし、子供がいれば経済的には難しい面もあります。このように、人並みというのは、一概に言えることではないので、人並みの生活を辞めて、判断基準を変えていくことが大切です。
他にも、最新のスマートフォンを購入したり、記念日には高級レストランでの食事を楽しんだりすることも、当たり前の生活と思う人もいるかもしれません。このような生活へのあこがれを捨てて、スマホは型落ちのAndroidで十分ですし、外食で高級なお店に行く必要もありません。すべてを捨てて、ミニマリストになるというほど極端にする必要はありませんが、ライフスタイルを見直し、自分にとって本当に必要なものは何かを考えることが重要です。
見直すときは、特に固定費や大きな金額から見直していきます。細かい節約をあれこれ考えるよりも、大きな支出を改善するほうが、家計が改善されやすいからです。まずは、1ヶ月の生活費を1つずつ考えてみて、要らないことや人並みの生活に憧れすぎていることなどを書き出してみましょう。
さらに、「人並みの生活」を目指すことによる精神的な負担も無視できません。他人と比較して劣等感を感じることは、無駄な出費を誘発する原因となります。自分自身の価値観に基づいた生活を送ることで、貯金の目標に向かって着実に進むことができます。

2. 広い交友関係

2つ目は、広い交友関係です。広い交友関係を持つことで、成功できるとか、何かあったときの助けになると言いますが、そういった打算的な交友関係は、良い結果をもたらしません。普通に生活していて、自然と発生した交友関係だけで十分です。無理やり多くの人と頻繁に交流することで、交際費やプレゼント費用などが増加して、貯金が難しくなることもあります。また、友人との付き合いが多いと、無駄な出費が増えるだけでなく、自分の時間も削られてしまい、仕事の時間を減らしたり、スキルアップを減らしてしまうことにもなります。
まず、自分の交友関係を見直し、本当に大切な友人との付き合いを優先することが大切です。例えば、定期的に会う友人を絞り、頻繁に会う必要のない人との交流を控えることで、時間とお金の節約が可能です。特に、居酒屋やおカネのかかるイベントでの集まりを減らし、家庭での集まりや公園でのピクニックなど、費用を抑えた楽しみ方を見つけていくことも重要です。
さらに、友人との付き合い方も工夫することで、出費を減らすことができます。最近では、お中元やお歳暮を渡すことは少ないと思いますが、例えば、プレゼント交換の代わりに手作りのギフトや、ラインギフトを活用することで、費用を抑えつつ深い交流を持つことができます。大切な人との交友関係を断ち切るべきではありませんが、楽しくない交友を増やしていく必要はありませんし、おカネを使って、交友関係を維持する必要もありません。

3. 会社への期待

3つ目は、会社への期待です。学生から社会人になるときには、会社に期待して、出世を目指したり、高給取りになることを望んでいたかもしれませんが、定年まで1つの会社にいられることは少なくなりました。日本の経済停滞もあり、どの企業も売上アップに苦しんでいます。その中で、ボーナスや昇給を期待しすぎてしまうと、思うような収入が得られず、貯金計画が崩れてしまうことにもなります。また、会社や上司の期待に応えようとしすぎて、仕事を頑張りすぎてしまうと、体力や精神力を奪われることにも繋がりますし、副業をする時間や、スキルアップする時間も無くなってしまいます。
今の会社への過度な期待はせずに、生活費をもらえる仕事くらいに思っておき、さらなる収入アップは、副業や転職など、外部の仕事から得られるようにしてもいいと思います。もし、副業で収入源を複数に増やすことができれば、仕事を失うリスクや収入が減るリスクを分散することができますし、多くの分野でのスキルアップにも繋がります。そこで得たスキルを今の仕事に活かすことで、昇給しやすくなるかもしれませんし、転職して、収入アップができるかもしれません。副業と転職をあわせていくことで、良い相乗効果が得られます。
会社への期待を減らす方法としては、仕事の量を減らしていくことです。なるべく残業せずに定時退社を目指し、仕事が終わったあとは、スキルアップや副業のために時間を使います。スキルアップしていくと、定時ギリギリに終わっていた仕事がもっと早く終わるようになり、仕事が増えても、定時に余裕で終わるようになります。会社に依存しすぎてしまうと、スキルが身につかず、転職もできなくなり、会社に縛られてしまうので、そうならないように少しづつ開放していくことが重要です。
もちろん、会社からの収入は重要ですから、毎月の収入から、一定額を自動的に貯金したり、ボーナスを貯金に回すことで、貯金の習慣を身につけておくことも重要です。

4. ワークライフバランス

4つ目は、ワークライフバランスです。ワークライフバランスを重視することは、健康的な生活を送る上で重要ですが、貯金の観点から見ると見直すべき点もあります。特に、仕事とプライベートのバランスを取りすぎることで、収入が減少し、貯金が難しくなることがあります。また、プライベートの時間を楽しむための出費が増えることも、貯金の妨げとなります。
会社に期待しすぎずに、定時退社を目指すべき、と言いましたが、退社後にプライベートな時間を持って生活しよう、と言ったわけではありません。退社後も自分のスキルアップのため、収入アップのために動くことで、ワークの部分を重要視すべきなのは変わりません。
もし、定時退社できるようになったことで、退社後に飲みに行ったり、遊びに行っていると、残業代が出ないばかりか、どんどんおカネを使ってしまうので、当然貯金はできなくなってしまいます。貯金をするためには、ワークを割合を増やすべきで、その割合をある程度増やしていくことで、収入アップと支出の制限ができるようになります。
まず、ワークライフバランスを見直し、自分の収入を最大化するための工夫をすることが大切です。例えば、仕事の時間を増やすことで収入を増やすだけでなく、効率的に働くことで生産性を向上させることができます。また、プライベートの時間を使って副業を行うことで、収入源を増やすことも有効です。
さらに、プライベートの時間を過ごす際の出費を見直すことで、貯金を増やすことができます。例えば、高価な趣味やレジャーを控え、低コストで楽しめる活動を見つけることが重要です。また、家族や友人との時間を大切にしながらも、無駄な出費を抑える工夫をすることが必要です。貯金を増やすためには、ワークライフバランスを適切に管理し、自分の収入と出費を見直すことが重要です。

5. 刹那的なドーパミンの追求

5つ目は、刹那的なドーパミンの追求です。刹那的なドーパミンの追求、つまり短期的な快楽を追求することは、貯金にとって大きな障害となります。例えば、ショッピングやギャンブル、飲酒など、瞬間的な満足感を得るための行動は、長期的には貯金を減少させる原因となります。これらの行動は、一時的な快楽をもたらす一方で、後悔やストレスを引き起こし、さらなる出費を誘発することがあります。
ドーパミンには依存性があるので、簡単にやめることは難しいかもしれません。ただ、やめていかないと貯金ができないだけでなく、健康にも悪いですし、まともな生活が送れなくなって、人生を棒に振ってしまう可能性すらあります。
ギャンブルや喫煙、飲酒などは依存性が強く、やめられない人が多いですが、それだけ意識しているので、改善の余地はあります。ショッピングは、依存症と言われる人がそこまで多くないので、実はショッピング依存症なのに、気づかずにおカネを使い続けていたというパターンもあります。
いずれにせよ、自分の行動パターンを見直したり、家計簿をつけて、使いすぎている項目が無いかを見つけることで、依存症に陥っている箇所がないか、確認することができます。どこまでいけば依存なのかを判断するのは難しいのですが、まずは一般的な頻度で行うように決めてみて、その頻度を守れなくなったら、依存度が高いと判断できるでしょう。
例えば、お酒は2日に1杯までと決めたとします。それなのに、毎日飲んでしまったり、1回に2杯以上飲んでしまうことがあれば、少し依存してしまっていると判断できます。依存しているからといって、すべてを治さないといけないわけではなく、悪影響を与えない範囲であれば、依存しても良いと思います。
1日1杯はコーヒーを飲まないといけないとか、筋トレしないと落ち着かない、といった依存しているけど、そこまで悪いことではないこともたくさんあります。よく言えば、のめり込んでいる趣味とも言えるので、依存と趣味のバランスを適度に取っていくことが重要です。
刹那的という観点から言うと、短期的な快楽を求めてしまうことに原因があるので、長期的な目標を設定し、それに向かって努力することで、刹那的な快楽を追求する欲求を抑えることができます。貯金目標だったり、何か数年後、数十年後に果たしたい目標を決めておくことで、目の前のドーパミンを避けやすくなります。

6. 高価なブランド品への執着

6つ目は、高価なブランド品への執着です。
ブランド品は品質やデザインの面で優れたものが多いですが、貯金を考えると見直す必要があります。ブランド品にこだわることで、必要以上の出費をしてしまうことが多いです。また、ブランド品は一度購入するとその後も新作を追い求める傾向があり、継続的に出費がかさみます。
まず、ブランド品への執着を見直し、実用的でコストパフォーマンスの高い商品を選ぶことが大切です。例えば、ブランドではないけれども品質の良い商品を探すことで、必要なものを安価に手に入れることができます。また、セールやアウトレットを利用することで、ブランド品を安く購入する方法もあります。
さらに、ブランド品を購入する際には、その必要性を再考することが重要です。本当に必要なものか、それとも一時的な欲求であるのかを判断することで、無駄な出費を抑えることができます。貯金を増やすためには、高価なブランド品への執着を捨て、実用的でコストパフォーマンスの高い選択をすることが必要です。

7. 不要なサブスクリプション

7つ目は、不要なサブスクリプションです。
現代社会では、多くの人が様々なサブスクリプションサービスを利用していますが、これが貯金の妨げとなることがあります。例えば、音楽や動画のストリーミングサービス、オンライン雑誌やフィットネスアプリなど、毎月の定額料金が積み重なると大きな出費となります。また、利用頻度が低い場合には、無駄な出費となることも多いです。
まず、自分が利用しているサブスクリプションサービスを見直し、本当に必要なものだけを残すことが重要です。例えば、利用頻度が低いサービスを解約し、必要な時だけ一時的に利用する方法を検討することで、出費を抑えることができます。また、複数のサービスを利用している場合には、統一したり、無料の代替サービスを探すことも有効です。
さらに、サブスクリプションサービスを利用する際には、その価値を再評価することが重要です。例えば、フィットネスアプリを利用している場合には、実際にそれを活用して健康維持に役立てているかどうかを確認し、利用価値が低い場合には解約を検討することが必要です。貯金を増やすためには、不要なサブスクリプションを見直し、必要なサービスだけを利用することが大切です。

8. 見栄や虚栄心

8つ目は、見栄や虚栄心です。
見栄や虚栄心に基づく行動は、多くの場合、無駄な出費を招きます。例えば、高級車を購入したり、高価なレストランでの食事を頻繁に楽しんだりすることは、他人に対して自分を良く見せたいという欲求から来るものです。しかし、これらの行動は短期的には満足感を得られますが、長期的には貯金を減少させる原因となります。
まず、自分自身の価値を他人の評価に依存しないようにすることが大切です。他人の目を気にせず、自分自身の価値観に基づいて生活することで、無駄な出費を減らすことができます。例えば、高価な車や衣類ではなく、自分にとって本当に必要なものにお金を使うことで、貯金を増やすことができます。
さらに、見栄や虚栄心を捨てるためには、自分自身の目標や価値観を明確にすることが重要です。例えば、貯金目標を設定し、それを達成するための具体的な計画を立てることで、無駄な出費を抑えることができます。また、他人の評価に左右されない自信を持つことで、自分自身の経済的な自由を追求することができます。貯金を増やすためには、見栄や虚栄心を捨て、自分自身の価値観に基づいた生活を送ることが必要です。

まとめ

今回は、低収入でも貯金できる、辞めるべきことを紹介しました。当たり前だと思うこともあったかもしれませんが、1つでも気づきになることがあれば幸いです。今回紹介したことをすべてやめるのは難しいかもしれません。全部をやめてしまったら、修行しているような、楽しみのない人生になってしまいます。逆に、すべてを続けていては貯金を増やすことが難しくなるのも事実です。どのくらい貯金を増やしたいのか、それと引き換えにやめることができるのかを考えて、実践してみてください。

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