🚛52歳セブンイレブン配送ドライバーの給与明細があまりにも壮絶だった話🚛
その明細の残業代を見た時、思わず声が出てしまいました。
出勤時間217.5時間、残業63時間に対して総支給が234,800円しかないのです。
基本給が115,500円で、時給換算にしたらなんと760円しかありませんでした。
まるで「物流業界で人手不足なんか起きていない」と言わんばかりに経営者の強気な姿勢が垣間見えます。
「そら誰もやりたがらないわ」と思うものでして、人手不足以上に給与不足が深刻なコンビニ配送ドライバーの現実が顕になりました。
🚚トラックドライバーは「誰でもできる」のか
一部の高い賃金を貰ってるブルシットワーカー高貴な人達はこういうかも知れません。
「トラックドライバーなんて誰でもできる」と。
実際ネットではそう言う人がいるんですね。
確かに「中型自動車運転免許」があれば、ほぼ誰でもその職に就けます。
ただ「誰でも就ける」ことと「誰でも務まる」はイコールではありません。
私なぞASD持ちですが、発達障害持ちの時点で運転には難を抱えます。
一応運転免許は所持していますが、履歴書に運転免許を書いたことは一度もございません。
資格欄に書いていないと言うことは「活かす気は一切ありません」と言う意思表示です。
と言うのも、交通事故で加害者になるリスクを踏まえると、車やバイクの運転なんてやらないのが一番だからです。
加えてASDはマルチタスクが苦手というものがあり、車の運転はマルチタスクの塊なのです。
私はよく「車の運転に比べればパソコンなんて簡単だ」と言っています。
これを現実世界で言って納得されたことは一度もないのですが、これは自信を持って言えます。
と言うのも、パソコンは人命を直接的に奪うことは殆どないからです。
核ミサイルのスイッチを押すならいざ知らず、我々一般人がミサイルのスイッチを触ることはないですからね。
パソコンなんてキーボードとマウスしか操作するものはありません。
キーボードとマウスを同時に動かしてることなんか殆ど無いし、せいぜい議事録や電話応対で聴きならメモを取る程度です。
一方、自動車はアクセル、ハンドル、ブレーキ、クラッチ、ギアを時には同時に使わねばならず、手だけで操作を完遂できるパソコンに比べて足の動作が発生し、特に左手に多くの動作が要求される車はASDには苦痛です。
加えて子供や高齢者の飛び出し、高速道路では前方から釘が飛んでくると言った不測の事態を想定して「瞬時に」対処する必要があるなど、安全運転には結構高度なスキルが要求されるんですね。
なのでASDには車の運転が鬼門ですし、ADHDは注意力散漫で事故ります。
三愛の水着広告なんて道路に置かれてたら即事故る自信がありますね。
到底「誰にでもできる」仕事ではありません。
🚛それでも氷山の一角に過ぎない
しかし、今回のようにマクドのバイト以下の給与で働かされているドライバーなども、きっと氷山の一角に過ぎません。
何故なら違法行為は日本企業の特技だからです。
少なくとも日本企業のうち、ブラックは7割存在しています。
定期監査を行なった13万事業所中、法令違反をしている数は9万もあるのです😥
最低時給1500円論争が出た時に「最賃1500円は年収(税引き前総額)にしたら300万なので此の程度も払えないような企業は市場から退場して欲しい」という意見がありました。
それに対して「こんな考えの奴がいると日本企業が外資に飲まれる」と言う反論がありましたけども•••外資に飲まれた方が労働者は幸せなんじゃ無いですかね?
まだ外資の方が法律守るんですよ。
法人税払わないAmazonは気に入らないけど一応合法的に脱税してますもんね。
日本はエッセンシャルワーカーの給与が安いのですが、トラックドライバーの給与がSES以下なんてどうかしてますよ。
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