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WordPress構築で30万円は高いんじゃない?

私なんかは自力でホームページを作成するスキルがありますし、とは言えジャヴァスクなんかは書けませんから、HTMLとCSS3、PHPで粘れるところまで粘ります。

ただ、中小企業なんかだと、なかなか自前でホームページを作れる体力がある会社はなく、必要性を感じないから作らないか、或いは業者にお金を払って作っています。
で、ホームページ作成の価格というのは、だいたい30万円くらい取られるようで、ざっくりツイッター検索してみても、確かに30万円くらい取る人が多いみたいですね。

で、その30万円、何で構築して取られるかによって、安いか高いかは変わると思います。


🌎WordPress構築で30万円は高い

結論から入るとWordPressで10ページほどのサイト構築で30万円だったりすると「結構ボッてるなぁ・・・」って感じがします。
これはいくつか理由があって、次の3つが主な理由です。

⓵どのサーバーにも簡単にインストールできるメニューがある
⓶WordPressサイトはハッカーに狙われやすい
⓷保守は意外と楽ではない

💠素人でも初期構築「だけ」は簡単にできる

WordPressって言うのは構築だけなら素人でも簡単にできます。
というのも、ほとんどのサーバーで「かんたんインストール」やら「クイックインストール」やら名を変えてあっという間にインストールできるボタンがあるからです。

専門知識なんて一切不要、単にインストールしてテーマだけセットするなら十分素人でも可能です。

🐱‍👤ハッカーに狙われやすいので私は使わない

WordPress運用で最も不安なのは利用率の高さです。
開発者目線では利用率の高さからナレッジがいっぱい有っていいのですが、ハッカー目線で考えれば1個のバージョンで脆弱性が見つかった時のテロ効率が良いんですよね。

で、流石にレンサバやられて別の企業へ踏み台にされるっていう危険性は高くはないと思いますが(この辺はレンサバ会社がどんな監視をしているかは知らない)まぁ最低限の対策しないと、不正アクセスやらSQLインジェクションやらの餌食になります。

まぁ基本的に私は自分のサイトでWordPressは使いません。
もともとWordPress以外のCMSから私のWEBサイト学習は始まってますが、単純ユーザー数の多さがセキュリティ上のリスクとなるわけです。
これがSaaSの類ならある程度寡占状態にあるシステムでも良いのですが(逆にSaaSみたいなシステムは国際標準に従った方が良い)

💻当然保守も楽ではない

まぁ当然保守も楽ではありません。
常に最新の状態に保つ必要はありますし、バックアックは必須です。
本当はローカルにもバックアップを取っておきたいですね。

もっと言うと、WordPressのようなCMSを1サーバーで使いたくありません。
DBとWEBを切り離し、DBはインターネット回線からの接続を出来ない状態にして初めてWordPressを使っても良いと考えます。
ちなみに自治体のCMSなんかだと、正にDBとWEBを分け、DBはインターネットからの接続をさせない2層分離状態にしてあったりします。

「セキュリティのためには常に最新のバージョンに保つ必要がある」と同時に「最新のバージョンにすることでプラグイン(部品)が使えなくなる」ということも起こり得ることで(マイナーバージョンアップならそうそう起きなそうですが)マトモにWordPressの保守を考えると、ちゃんとセキュリティをマネジメントできる人じゃないとキツイです。

なのでぶっちゃけ、WordPressは素人相手にカモる商売でもしないと、なかなか30万円とれるような仕事にはならんですね。
少なくとも私なら5万払うのも嫌ですんで。

こう言っちゃなんですが、WordPressやるくらいなら、グーペみたいなOSSでないサービス使った方が良いと思います。
個人的にPHP製のOSS使うなら、せめてJoomla!でやって欲しいですね(と言ってもJoomla!の操作覚えるの大変だけど)

baserCMSを筆頭に、せっかく国産のシステムもあるのにWordPress使うのとか勿体ないです。
もうちょっとこう、国産CMSの勢力が広まって欲しいところですねぇ。

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センチュリー・大橋
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