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AI時代だからこそ…手描き職人からイラストを買うのも良いんじゃない?
ここ数日、TwitterではAI生成の話で荒れてるのをよく見ます。
まぁ個人的には?
AIは時代の流れなのでAIイラストそのものは良いと思います。
noteでもAIイラストをトップ画面に使う方もいますし、それ自体になんら感傷的なものはありません。
ただAI時代の今だからこそ、敢えて有償で人に依頼して描いて貰うのも良いと思うんですね。
私がnoteで使用させてもらってるイラストは大半がAIではなく、ココナラなどで人に依頼して描いてもらったものです。
ぶっちゃけ投下資本は回収できていないし、赤字なんですが、AIイラストにはない愛着というのは湧きます。
それを踏まえて、今回はAIイラストと有償依頼のイラストに関する話をしたいと思います。
🎨イラストレーターの仕事が減少している
とあるゲーム内の掲示板で絵師の人と話しまして、アニメーターはともかく、スポットで依頼を受けるイラストレーターの仕事は確実に減っているとのことです。
やはり生成AIを手軽に利用できるようになった影響が出ていますね。
AI時代だからこそ、依頼を出す人は有難いと言われたものです。
その一方で、フリーランスサイトなんか見てたりすると、売れるイラストレーターとそうでないイラストレーターの格差が激しくなったように見えます。
プロ目線では分かりませんが、素人目線で見ると、売れてる人とそうでない人に技術的な差があまり見られないことも多く、これは営業センスに恵まれるかどうかやAI以前から活動して知名度が一定度あったか、等が関係するのかと思います。
次にイラスト利用者目線で見るAIと職人依頼の違いを考えてみます。
💻AIのメリット→著作人格権で揉めることが無さそうな気軽さ
恐らくAI利用を普及させる要因は、カップ麺のように即席で作れることだけではないでしょう。
実はもう一つ、AIならではの強み(らしきもの)があります。
それが著作人格権です。
基本的に人に描いてもらった絵には著作人格権があり、だいたいNG用途が存在しています。
尤も、それはAIが描いたものであっても開発元は何らかの用途制限を規約に盛り込んでいるとは思うのですが、まぁ愚直に守ってる人はあまりいないでしょう(そもそも規約読んでいる人が何割いるか)
特に著作人格権を気にせず良さげなメリットはnoterが感じてるかと思います。
もちろん私はAI否定派ではありませんので、他のコンテンツ配信者がコンテンツの見出し画像にAI画像を使っても良いと思っていますが、やはり著作人格権問題を考えた時に、AIの気軽さは利用者にとって確かなメリットになります。
💻AIのデメリット→没個性化と指の数問題・・・
多くのnoterにとって、あまりデメリットにはならない点かも知れませんが、やはりAI生成物は個性が無くなってきますね。
生成AIのサービスも多くないので、誰かとは被りますね。
尤も、売れる・読まれるnoterになるにあたってイラストの独自性が必ずしも重要ということはないです。
AIイラストを使おうが使うまいが、売れる人は売れますからね…。
もう一つのAI生成指問題も、指を写さないことで対処可能です😨
いわゆる量産性・著作人格の帰属性や費用を加味したときに、多くのnoterにとってイラストをAIに生成させるメリットが大きくなってしまいます。
実際問題、絵の発注にかけた費用を回収できるかというと、結構難しい。
するとどうしてもAIに人が流れやすくなってしまいます。
そもそもイラストレーターにイラストを頼みたい人がどういう人かと言うと、書いて貰ったイラストを用いてコンテンツ事業をしたい人です。
単なるコンテンツ消費者はイラストレーターにお金を払うって言うことはなく、普通にアニメの公式グッズやスマホゲームのガチャに使ってしまうんですよね…。
noterは文章を書いて時にお金をいただきますが、これも小さな事業です。
事業である以上、投下資本に対する考えてしまうのは必然で、その点でもAI生成物のコスパは良いため、そちらに流れてしまうのも仕方のないことかも知れません。
🍀でも人に描いて貰った方が愛着は湧きます
noterやブロガーにとってメリットの多いAIイラスト。
ただAI時代だからこそ有償で描いてもらうのも良いのではないかと思うのは、結局愛着の問題が大きいです。
基本的にお金を払ってイラストレーターが描いてくれるキャラクターは一点ものですから、自分のコンテンツによってそのキャラクターを育てていく、という考え方ができます。
それで売れるようになったら、イラストレーターに追加発注ができ、お金が回りますから、それでお金を回せれば良いなと言うのは個人的な理想です。
時代はAI時代ですし、noterにとってメリットが多いAI生成。
ただ、AIで量産可能な時代だからこそ、時にはオーダーメイドでやるのも良いんじゃないかなと思いますね。
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