なぜO-netやZWEIはオタクを狩場(カモ)にしようとしたのか…
「婚活したら彼女ができちゃった」
「婚活で作るのが彼女じゃアカンでしょ」
なんてZWEIの広告に悪態をついていた私ですが、振り返ってみるとオーネット社もオタ向け婚活広告を出しておりました。
この広告に対し、とら婚は自社のブログで「ンゴじゃねぇよ!!」という辛口の感情を・・・・
柔らか~な言葉で…
濁しておりました。
さて、なぜO-netやZWEIがオタクをターゲットにしだしたのか。
これは一重に、とら婚の成果があるだろうと考えています。
とら婚が成果を出したのを受けて、O-netやZWEIもオタクを狩場として考えるようになったということです。
ただし、オタクがO-netやZWEIに登録しても毎月1~2万の月謝を払い続ける飼い殺し状態にされると思われます。
ンゴ語で興味を惹かれ、ねんどろいどに釣られたその先で、心はくたびれ、お金は吸われ、コンサルタントのおつまみになる。
そんな展開だけは良く見えるんですよね。
とら婚も指摘していたことですが、Oーnetはオタクに特化したものではありませんし、もっと言えばO-netもZWEIも運営している人がオタクではないですからね・・・。
🐯とら婚は何故とら婚を始めたのか
まぁそもそも、とら婚は何故とら婚を始めたのかってところです。
もうコレは秋元康よろしく、とら婚の中の人がオタクなんですからオタクの気持ちが解るが答えです。
潤羽るしあ騒動でわかったことは、何だかんだでオタク達はイラストよりタンパク質(中の人)に興味があったと言うことです。
まぁVTuber界隈のスパチャなんかは、そのノリについていけない人はついていけないのですが、少なくとも、とら婚運営者はそうした「オタクが何を欲しているか」というのを熟知していたとしか言えないですね。
そして、とら婚に登録する人は大なり小なり同人誌が好きで、とらのあな購買者がいると思われます。
要は、とら婚を通して結婚をした人が今後もとらのあなの購買者であり続けて欲しいという戦略があるのでしょう。
ちなみに、とら婚は過去にこのような発言をして「結局オタクに寄り添ってない」と炎上したことがあるそうです。
ただまぁ、外野視点で言うと、これは正しいと思いますよ。
メイドを雇うわけじゃありませんし、仮に相手がプリキュア好きだったしても、ずっとプリキュアの話ばかりされたらウンザリしてしまうし、それこそ「好きと言っても好き度は人によって違う」のでね。
だから会話の引き出しは多く持っていた方が良いし、結婚したら家事だって受け持つ必要があるのですから、得意な料理の話が出来たりはしておいて損は無いと思いますね。
💒まぁ長続きはしないビジネスモデル
とら婚の場合、自社の婚活サービスで結婚してもらうことで、長期的に、とらのあな購買者になってもらうと言う狙いがあると思われますが、OーnetもZWEIもオタビジネスはやってないですからね。
で、結婚相談所は結婚された時点で成婚料貰って退会となるので、それ以上お金を毟れません。
謂わば「結婚せずに何年も会員であり続ける人がいてもろた方が金になる」というビジネスだったりします。
「高望みを続けて何年も結婚できない女性」なんて良く話題になるでしょ?
なんでそうなるかって言ったら、サンクコストの罠があるからです。
結婚相談所の月謝は高いです。
毎月京都ー金沢の往復料金が取られます。
三菱重工がMRJをなかなか凍結できなかった(と言っても凍結には解凍も有り得る)ように、サンクコストが膨らむと負け分を取り戻すために要求品質が高くなってしまうんです。
これは結婚相談所としては実は良いお客さん(安定収益)です。
だって結婚して出てっちゃった人はもうお客さんにならないですからね。
なので結婚相談所の安定収益に至っては、飼い殺し要因の確保が必要となります。
ええ、まぁオタクが良い養分になるんじゃないかなと、そういう気がしております。
謂わば飼い殺し要員としてオタクをターゲットにしたんでしょう。
マッチングする可能性極めて低いですから、ホント。
💰サンクコストの罠には注意
私は昔、公認会計士試験を取る為にフリーターやってた時期がありますが、あの難関資格に挑んでる時間が長引けば長引くほど、引き方がわからなくなります。
なんども受からない内にモチベは下がり、もう日商簿記の1級すら工業簿記以外は合格点に辿りつけなくなり、かと言って佐川急便やら某派遣会社の仕事を掛け持ちしながらで、割とボロボロになるまで引きずりましたね。
東京のコールセンターで働くようになってからも人生迷いに迷い続けて(現在進行中ながら)結局ITに今は落ち着くことになりました。
まぁもっと早くIT業界に入っておけば良かったと思います。
SESですらコールセンターよりは給料良いですから、ホント。
そして三菱重工がMRJから脱却できず、婚活女性がなかなか結婚に至れない要因もサンクコストの罠が絡んでたりします。
損切の勇気は必要です。
ちなみに「どうせ恋愛や結婚は諦めてるんで」なんて言いつつ「ホントは恋愛や結婚したい」と思ってる人は早くプライド捨てた方が得ですよ。
だいたい日本人で恋愛や結婚できない人の8割方プライドが(無駄に)高いか理想が(異様に)高いだけなんでね。
「自然な出会いが欲しい」とか(ほぼ有り得ないっス)
いまプライドを捨てておかないとアラフォーになった時に恐怖となって返ってきます。
気が付けばアラフィフ、両親を亡くし、貯蓄も無くて、持ち家無い。
当然人脈も無くて、緊急連絡先も保証人も無し。
行き着く先は、ホームレスです。