
💿兵庫県の情報セキュリティは一体どうなっているのか…
兵庫県知事選挙2024は何かとパンドラの箱を開けたような気がします。
恐らくパンドラの箱を開けたのは折田楓さんで、本来なら裏方に徹するべき折田さんが「私の成果のおかげで斎藤さんは当選できたのよ!」と言う記事を公開してしまったわけです。
しかもこのnote、かなり久しぶりに書いてるんですよね。
恐らく折田社長直々に書いた記事かと存じますし、かなり力を込めて書いた記事であることは間違いありません。
これが兵庫県知事戦(敢えて「戦」を使いました)第2ラウンドの始まりになるとは、記事を書いていた折田社長は思わなかったでしょう。
これが何かとパンドラの箱を開いてしまった気がするのです。
兵庫県庁の情報セキュリティの不味さ
折田社長に続いて出陣したのが立花孝志氏です。
これは自死した県民局長の公用PCの中身と称したデータの公開です。
尤も、前回述べた通り、私はその中身の真偽については非常に疑問視しています。
また、議員でもない立花氏に情報が流出したとしたら、これは兵庫県庁の情報セキュリティにおける一大アクシデントとなります。
事の経緯を追ってみると、どうも公用PCに私物USBを挿せたと言うのがね。
通常、市役所なんかはアセットビューやSKY SEAを使ってる筈なんですよ。
予算のない村役場や町役場ならわかりませんが、人口10万人以上いる市レベルであれば、まず資産管理ソフトは使ってると見て良いでしょう。
それが神戸を擁する兵庫県ですから、資産管理ソフトなんか使ってないはずがありません。
なので公用PCに私的USBを挿せたと言うのは立派なインシデントなのです。
で、次の問題点は副知事やった片山さんが、なんの経緯で元県民局長のUSBを押収したのかってところですね。
元県民局長のUSB内に何のデータが入っていたかわかりかねますが、県庁業務に関わるデータが入っていたものを押収するとしたら、情報システム部の手続きを経ずいきなり押収したのには問題があるわけです。
県庁内のPCに私物USBを挿せること事態が通常は有り得ませんので、元県民局長が業務用PCに私物USBを挿せたとしたら、それは1つの問題なわけです。
一方、その県民局長の公用PCと私物USBの回収は、本来なら県庁PCの資産を管理する情報システム部がやるべき事であって、片山元副知事がやることでは有りません。
なので手続き上に大きな問題があるわけです。
で、あろうことか、今度は立花氏に漏洩したとなると、もう兵庫県そのものの情報システムに関する信頼が完全に揺らぎます。
例えば片山元副知事と斎藤知事の間だけで揉み消せたならまだマシ(道義上良くはない)なのですが、完全に第三者である立花氏に流出したって事ですからね。
例えば市役所の情報システムというのは市議でも簡単にはアクセスできません。
県庁における情シスとて県議員でも簡単にはアクセスできないでしょう。
それが完全部外者の立花氏に漏洩しているとなると、県が立花氏を泳がせておく理由がないんですね。
尤も、元県民局長の不倫云々は、大半が立花氏の作り話と推測しています。
立花氏自身、政見放送で「不倫・路上・カーセックス!」なんて連呼する程の猛者ですから(褒めてない)不倫ネタが好きなんやないかなと見ています。
また、一太郎がインストールされていないためにファイルを開けない、タイムスタンプが一律で同じ日付と時間、ファイルサイズは見せないなど、引っ掛かる要素がありすぎるので、まぁガセネタの可能性は高いだろうと言うのが見解です。
正直、一連の事件を整理するには、ちょっと体力が追いつかないですね。
何をどうしたらこうなるんやって感じですが、事態はあんまり良くないですね。
兵庫県政の大混乱は、来年まで続くことは間違いなさそうです。
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