NSCに誘う
『急性吉本炎』(1995年4月6日)
矢部の兄・美幸がNSCの7期生。
一浪した後、立命館大学二部に合格した岡村。
高校を卒業して、何もする事がなかった矢部が岡村をNSCに誘った。
岡村隆史 19歳、矢部浩之 18歳。
茨木西高校サッカー部で一年後輩の矢部。
2人で同じブランドのポロシャツを着て過ごした日々。
願書の出し忘れ
NSC入学前、初めて劇場に行くことになった岡村。
その時、偶然にもNSC二次面接の日程と重なった。
矢部が願書を出していないことを劇場で知る岡村。
どうなるかわからないが、とりあえず掛け合ってみる事に。
岡村を誘ったNSCの願書は出し忘れるが、劇団は一次合格していた矢部。
校長に直談判
粘った結果、二次面接からの参加が許された。
面接官には木村政雄、大崎洋などが並んでいた。
若さ溢れる「おもろいっすよ」。
いきなりの面接で、息の合った態度を取る。
同じような人間を何百人も見てきている面接官に鼻で笑われる。
NSC入学
2人の行動力によって無事に合格。
再び始まる学校生活。
初めてのネタ「バーベル」
親指を立てるサムズアップで若手らしく勢いをつけていた。
記念すべき、初めてのコンビネタ。
NSCをクビになる
授業に出ず、月謝も払わず。
入学から2カ月でNSCをクビになったナインティナイン。
こうしてナインティナインは、最初で最後となるコンビ解散の危機を迎えることになる。