見出し画像

君もVtuberにならないか?

こんにちはcg制作会社の代表をしてますKOSEIです。

今回は3Dアバターを活用したVtuberになる手順についてお話ししてみようと思います。

Vtuberには2Dと3Dがあります。

2Dはイラストにアニメーションをつけたもので、Live2Dなんて名称で呼ばれることが多いですね。

3Dはキャラクターの立体モデルを作りキャラクターを動かすためのボーンや、表情を動かすシェイプキーと言われるものを設定して書き出したものになります。

今回は3Dアバターを使用してVtuberになる手順についてお話しさせていただきます。

それでは、レッツVチューバー。


Vtuberになるために必要な機材

カメラ機能のあるノートPC、もしくはデスクトップPC&ウェブカメラ。

このどちらかの作業環境で進めることができます。

僕はMacBookProのM1 MAXでもVtuberの撮影をしますし、WindowsPCにウェブカメラを取り付け撮影もします。

今回はMacbookでのセットアップを解説しますがWindowsでも基本は同じ設定ですのでぜひ読み進めて参考にしてみてください。

無料、もしくは安価な3Dアバター(VRMモデル)をダウンロードしてみよう

まずは、自身のアバターが必要ですよね。

3Dアバターは無料でも手に入りますし、数百円で購入できるものもあります。自身で無料アバターを作るアプリもありますのでそれぞれご紹介いたします。

まずご紹介するのは販売サイトBOOTH

こちらの検索から、「VRMモデル」や「3Dアバター」などと検索するとさまざまなアバターが見つかります。

絞り込みで無料に絞ればお金をかけずに手に入れられるものも充実しております。

私もboothにて100円で購入できるたぬきのモデルを販売してますので、ぜひチェクしてみてください。

お次にご紹介するのは無料でオリジナルアバターを作れるサービスのVRoidStudioです。

こちらは顔や体を自由にに調節し自分好みのオリジナルのVRMモデルを作成ができちゃう超ありがたいサービスになります。

人型のモデルを使用したい際はこちらを使うのがおすすめです。

フリーのフェイストラッキングアプリ「3tene」をダウンロードしよう

僕が普段、アバターを動かすのに使っているのは3tene(ミテネ)のフリー版です。

このアプリに手に入れたVRMモデルを読み込むことで自分の声や顔の動きに合わせてアバターを動かすことができます。

UIもシンプルですのでぜひ導入してみましょう。

3teneの設定

3teneの基本設定の流れを解説しますね。

ダウンロードしたらまずはアバターを読み込みましょう。
動画合成の際、キャラだけ切り抜きたいのでグリーンバックにします。
右上のアイコンをクリックし、アバターを顔の動きに反応するようフェイストラキングとリップシンクを開始しよう。

これでアバターと自身の顔が連動するようになります。
他にも細かい設定もできますので基本的なアプリの使用方法はこちらのサイトを確認してみてください。

解決しない場合はウェブ検索やチャットGPTでほとんど解決しますので、ぜひトライしてみてくださいね。

フリーの配信アプリ「OBSスタジオ」をダウンロードしよう

さてアバターを動かせるようになりましたら、ゲーム画面や作業画面とアバターを配置して撮影しましょう。

使用するアプリはOBSスタジオになります。

こちらからダウンロードしソフトを起動してください。

OBSスタジオの設定

さて、OBSスタジオを使用した撮影までの基本の流れも解説いたしますね。

ソースの+アイコンからmacOSスクリーンキャプチャを選択します。
今回はblenderの作業画面を選択したいので名前を変更します。
blenderの画面を映しているディスプレイを選択します。
同じくソースの+アイコンからmacOSスクリーンキャプチャを選択し、
3teneと名前をつけましょう。
今回は方式をウィンドウキャプチャに変更し、
全画面表示と非表示のウィンドウ/アプリケーションを表示にチェックを入れます。
ウィンドウから3teneを選びましょう。
これでblender画面と3teneの画面が配置されましたね。
3teneのキャラクターのみを映したいので3teneの上で右クリックしフィルタをクリックします。
クロマキーを選択しましょう。
色キーの種類を緑に変え、
類似性を調節し、キャラクターのみが綺麗に切り取られるよう調節します。
まだ余分なアイコンが見えるので、クロップ/パッドを選択します。
上下左右の数値を変更し、キャラクターだけが表示されるように調節してください。
これで基本の配置の完成です。
録画開始から撮影を始めることができます。

なおMacやWindowsで多少UIが違っていたり、作業環境によって同じような流れで進めないといったケースは多々出てくると思いますので、3teneの設定同様にウェブ検索やチャットGPTをご活用ください。

おわりに

どうでしょう、スタート位置に立つまで少し手間はかかりますが誰でもコストをかけずにVtuberになれちゃいます。

3teneの設定やOBSスタジオの設定は私自身も初めはつまずく箇所もありましたが、調べたり何度か撮影していく中で慣れていきました。

ぜひ皆さんもVtuberライフを楽しんでみてくださいね。

それではまた。


いいなと思ったら応援しよう!