
建築家、安藤忠雄の講演会に行ってきたよ。
こんにちは、株式会社Central Wolf代表のKOSEIです。
先日、ダラダラとインスタを見ていたところ気になるイベントの広告を発見、、。

建築家、安藤忠雄の講演会。そしてなんと無料。
無料にはだいたい裏がある。しかもインスタに流れた広告、どんな流れで講演会が成立しているか調べたところ。
今回は経営者限定。参加時には名刺を渡すこと、イベントな主催はウェビナーでの公演をサポートする企業だいうことで、リスト獲得という名目の広報活動のよう。
まあ特に問題がなさそうなので夜中にポチポチと申し込みをして、当日の講演会を聞いてきました。
言葉の節々に学びがありましたので振り返りも兼ね、文章にしてみたいと思います。
📍自分の足で歩く
「これまではあまり考えなくても楽しく生きれた時代、これからは考えて生きなければならい」というお話しがありました。私もこれに関しては高校生の頃から感じていたことです。
いい大学に入っていい企業に入れば定年退職まで安泰。そんな時代はとっくに終わっています。エスカレーターは無くなったのです。
こんな時代には自分の特性を理解することが重要。さらに今の時代に合った生き方、働き方を選べていることが重要ですね。
📍自分をメンテナンスする
さらに安藤さんは歩き続けるために、自分をメンテナンスすることが重要とお話ししていました。
建築もメンテナンスをすればたとえ50年経っても丈夫なまま。
人間もそうだと言います。
そして人間にとってのメンテナンスは自分にとっての元気の源を見つけること。それは読書でも散歩でも人との交流でも。
📍仕事を見つけても、また新しい仕事を探す
ニトリのお話しを例にお話しされていましたが、もともと家具を販売していたとしても、その次は雑貨、日用品、食品、とどんどん新しいことに挑戦する。そうやって仕事を増やしていくべきとお話ししていました。
私自身も今あるお仕事だけにとどまらず隣の畑を耕すように、どんどん事業領域を増やしていくことにします。
📍人に負けない気持ちが大切
安藤忠雄さんの作品の中で大きなリンゴのオブジェクトがあるのですが、それをある会社が発注したようです。その際のオーダーはこれまでのどのリンゴより1㎝でも大きくしてくれとのこと。
ビジネスはたとえ1㎝でもいいから必ず勝つ。そんな気持ちを持つ人が生き残り、やがて成功するようです。
📍朝の3時まで本を読んで勉強
安藤さんは独学で建築の勉強を始め、今や世界的な建築家になられましたが若い頃は毎日朝3時まで本を読んで勉強をしていたようです。
私も独学でcgの勉強を始め、副業、独立、会社設立とすすできたのでこのエピソードは近しいものを感じます。まだまだ勉強せねばと思いましたね。
📍悪いこともあれば、必ず良いこともある
良いことがあれば、必ず悪いこともある。
その逆で悪いことがあれば、必ず良いこともある。
安藤氏がある時4m四方の土地に4階建ての住まいを設計した際の話。
トイレは1階にあるので子供がトイレに行くが大変だったそう。4階の窓からトイレをすれば良いなんて冗談を言っていましたが、おかげで子供は足腰が強くなったそう。そしてそれは良いことだとも捉えることができる。
良いことがあった際は悪い面に気をつける。
悪いことが起きても必ずある良い面を見つける。これは事業をする中でも重要だと感じましたね。
📍国王くらいにならないといけない
モロッコの国王からの建築の依頼。
かなり大きな土地が必要だったのですがモロッコにはそんな土地は余っていません。ならばと国王は海を埋め立てて土地を作り、その上に建築すればいいとどんどん建設を進めていった。どんな人も国王くらい豪快に生きたら気持ちがいいだろうとお話しされてきました。
私もそれくらい豪快な人間を目指してみます。
📍海外85%国内15%
安藤忠雄の建築事務所は30名程度でプロジェクトをこなしてる。案件の割合は国内が15%、国外が85%だそうです。
ちょうど最近、私も海外のクライアントのお仕事もとっていこうと海外のプラットフォームサイトを探して登録していたところです。
私はまだ国内だけの経済圏で生きているので、安藤氏の会社のように国内外問わず案件を受けることを目指そうと強く思いましたね。
地味に毎日英文の勉強もしてます。
📍良いものがあれば人は向こうからやってくる
たとえ田舎の山奥に建築を立てたとしても、それが本当にいいものであれば人は自然とやってくる。
それは人でも物でも会社でも。自分自身や自分の仕事が本当にいいものかどうかそんな目線を持って仕事を続けていこうと思います。
おわりに
安藤氏は終始とてもユーモラスにお話ししていましたね。90分の公演でしたがとても楽しくあっという間に感じました。
途中、スライドにあった『一心不乱』という言葉が非常に印象深かったです。それは安藤氏の生き方を表したような言葉に感じました。
『一心不乱』
辛抱、工夫、あきらめない
昨今は働くことに関してよりホワイトにという考えが進んでいますが、それは結果的に仕事のクオリティが上がることにつながっていることが重要だと考えています。
私も仕事に関しては一心不乱に取り組んで、自身の成長や仕事のレベルを上げることをいっそう目指します。
講演会はたくさんいく方ではないのですが、自分の気になるものがあれば積極的に行ってみるのもいいですね。特に普段から問いを持って生きているような方にはヒントを受け取れるきっかけになると思います。
それではまた。