祝福をください
今日の御言葉は、創世記27:18~29 (25章から読むと、なおいいです)
創世記27:27 ヤコブが近寄って口づけすると、イサクは、ヤコブの着物の匂いをかいて、祝福して言った。
「ああ、私の子の香りは
主が祝福されたのの香りのようだ
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神さまは、神さまのご計画で、わたしたちを祝福してくださる。
神さまのなさることは、人間の目には不思議。
ぼくはヤコブ、生まれる時に、双子の兄さんエサウのかかとをつかんで生まれてきた。エサウは、イサク父さんのお気に入り、でもお腹が空いたからって、長子の特権をぼくにゆずってしまった。ぼくヤコブはリベカ母さんのお気に入り。あとから教えてもらったけど、ぼくたちがお母さんのおなかの中にいたとき、「あなたのおなかの中で二つの国民が争っていて、兄が弟につかえるようになる」と、主の言葉を聞いていたんだって。
そんなある日、お母さんがぼくにこう言った。
「お父さんがお兄さんのエサウに、祝福を与えようとしているの。だから、私の言うとおりにして。家畜のところに行って、よく太った子ヤギを二匹取って、私のところに持って来て。お母さんがお父さんの好きな料理を作るから、お父さんのところに持って行って。お父さんはをそれを食べて、おまえヤコブを「祝福」してくれるわ。」
ぼくは、「いくらお父さんが、目が見えないって言っても、兄ちゃんは毛深いし、ぼくは毛深くないから、わかっちゃうんじゃない?」と心配した。
お母さんは、「責任は私がとるから」って言って、料理を作ってくれて、毛深くなるようにヤギの毛皮をぼくの首や、腕に巻きつけた。
ぼくは、「神さまの祝福」ってとっても大切って思っていたから、必死だった。ドキドキして、お父さんのところに行った。
「お父さん、ぼくエサウ。獲物を獲って来たよ、どうぞ召し上がって、ぼくを祝福してくたさい」
お父さんは、「獲物獲ってくるの、早くないか?」
なぜかこんな言葉が、ぼくの口から、出てきた。「あなたの神、主が、わたしのために計らってくださったからです」
「近くに来なさい、本当にエサウか確かめたい」
ぼくはもう、チョー緊張。
「声は、ヤコブの声だが、腕はエサウの腕だなあ。お前は本当に、エサウなのだな」
「もちろんです」
「じゃあ、お前の獲物を持ってきなさい。それを食べて、お前を祝福しよう」
イサク父さんは食べた後、ぼくの匂いをかいで、祝福して、言った。
「わたしの子の香りは、主が祝福された野の香りのようだ。
どうか、神が豊かなものをお前に与えてくださるように。
お前が多くの民をおさめ、お前を祝福する者は祝福されるように。」
こうして、ぼくは、お父さんから、神さまの祝福をもらった。
ぼくがは、お母さんの言う通りとはいえ、お父さんをだましてまで、なんとしても神さまの祝福をもらいたかったけど。
それよりも、ぼくたちがお腹の中にいたときに、お母さんが言葉をもらったように、これは神さまのご計画だったんだ。
君たちは、2022年を生きているんだって?ぼくたちの時代から、ずいぶん後なんだね。ぼくは、アブラハムおじいさんの子どものイサクの子なんだけど、ぼくの子どもの子どもの・・・ずっとずっと子どもがイエスさま。主なる神がいつでも何処でも共にいれくださる約束=神さまの祝福が、ずっと続いて行く。
長子の特権を軽んじたお兄さんも、だまそうとしたお母さんも、うそをついたぼくも、うそをみぬけなかったお父さんも、みんな、神さまの前で、十分じゃない。それは、すべての人間に言えることだ。そんな、ぼくたちの罪のために、イエスさまがいらっしゃった。
ぼくの時代は、祝福はこどものうちで一人だけしか受けられなかったから、ぼくは、うそをついてでも、祝福がほしかった。イエスさまが十字架について死なれて、復活されてからは、世界中のすべてのひとが、教会で祝福を受けられるようになったんだってね。神さまのご計画は、不思議だね。
イエスさまに、感謝!
このヤコブがどうなるか・・・
来週の創世記32:23~31まで、通読いただけるといいなと思います。
それではみなさん、暑いですが、お元気で⛪