8/16 中高科分級 Web版
主なる神さまを讃美します。
中高科・田村義民です。早速、今週の中高科分級を始めていきましょう。
伝道旅行を続けてながら人々にイエスさまを伝え続けていたパウロさん。エルサレムで逮捕されてしまいました。捕らわれたパウロはアグリッパ王の前で話します。順番に聖書を読んでみましょう。
■ 使徒言行録 26章 19〜24節
26:19「アグリッパ王よ、こういう次第で、私は天から示されたことに背かず、 26:20ダマスコにいる人々を初めとして、エルサレムの人々とユダヤ全土の人々、そして異邦人に対して、悔い改めて神に立ち帰り、悔い改めにふさわしい行いをするようにと伝えました。
「天から示されたことに従って、ユダヤ人にそして異邦人にイエスさまを宣べ伝えました。罪の生活から神さまへ向きなおすようにということを伝えたのです。」
26:21そのためにユダヤ人たちは、神殿の境内にいた私を捕らえて殺そうとしたのです。26:22ところで、私は神からの助けを今日までいただいて、固く立ち、小さな者にも大きな者にも証しをしてきましたが、預言者たちやモーセが必ず起こると語ったこと以外には、何一つ述べていません。
パウロは続けます。「私はユダヤ人の預言者たちが伝えてきたことを、ただ伝えてきたのです。」
26:23つまり私は、メシアが苦しみを受け、また、死者の中から最初に復活して、民にも異邦人にも光を語り告げることになると述べたのです。」
「救い主(イエスさま)が十字架におかかりになり、復活されたことを宣べ伝えたのです。」
26:24パウロがこう弁明していると、フェストゥスは大声で言った。「パウロ、お前は頭がおかしい。学問のしすぎで、おかしくなったのだ。」
パウロが語った、およみがえりのイエスさまのことを、理解できなかった総督フェストゥスは、パウロのことを学問のしすぎで頭がおかしくなったと言います。
パウロはイエスさまを宣べ伝えたところ、頭がおかしいと言われてしまいました。それだけ、およみがえりのイエスさまのことは、総督には受け入れられないことだったということですね。このときパウロは、捕らわれの身、鎖でつながれたまま語っています。イエスさまから召されて、聖霊なる神さまに満たされて、パウロは捕われの身なのに、王と総督の前でイエスさまを証しすることができました。
そうして、パウロはローマ皇帝のもとで裁判を受けたいと願います。なぜなら、すでに捕らわれていたパウロには、主なる神さまからローマで証しするつとめが与えられていたからです。(23章)
■ 使徒言行録 23章 11節
23:11その夜、主はパウロのそばに立って言われた。「勇気を出せ。エルサレムでわたしのことを力強く証ししたように、ローマでも証しをしなければならない。」
来週与えられている聖書箇所は、いよいよローマに向かうパウロさんです。今年の4月からずっと読み進めてきた使徒言行録、もう少しで読み終わりますね。
感謝します。
御言葉には力があります。主なる神さまの言葉は捕らわれることはなく、人々に伝えていかれるのです。
主ご自身が御言葉を通じて、出会ってくださいますように。
聖霊なる神さまに自分たちを明け渡して歩みましょう。
アーメン。