ダニエルの信頼

2/22は灰の水曜日、受難節が始まりました。
教会学校では旧約聖書を読み続けていて、今日はダニエル書6：19-28です。

ダニエルさんと言えば？
・・・、そう、異国の王さまに認められ、大臣にまでなった人でしたね。
自分は主なる神さまのものと、神さまに喜ばれるように、礼拝を大切にして生活していました。

しかし王さまに気に入られていることで、嫉妬されてしまいます。ダニエルを罠にはめようと思った者たちは、「バビロンの王さま以外を礼拝したものは、ライオンの洞窟に入れる」という命令を、王さまに作らせたのです。ダニエルは、これまで通り主なる神さまを礼拝し、つかまってしまいます。
王さまがだまされたと気づいても、作ってしまった命令は取り消せません。

ダニエルは、ライオンの洞窟に入れられることになり、王さまはダニエルに、「あなたの神が守ってくださるように」と送り出します。
心配で眠れなかった王さまは、夜が明けるやいなや、急いでライオンの洞窟に行きました。
「ダニエル、ダニエル、生ける神の僕（しもべ）よ。
お前がいつも拝んでいる神は、守ってくれたか？」
「神さまが天使送ってライオンの口を閉ざしてくださいましたので、わたしは大丈夫です。」

王さまは新しい命令を出しました。
「王国のすべての民は、ダニエルの生ける神を拝むように。
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28　この神は、救い主、助け主。
天にも地にも、不思議な御業を行い
ダニエルを獅子の力から救われた。
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ダニエルを用いて、神さまの力が示されました。ダニエルによって、イスラエル以外の外国の王さまが、神さまを賛美して、神さまが救い主だと告白しました。神さまに喜ばれたいという、ダニエルの願いと祈りを、主なる神さまが聞いてくださったと、思います。

主なる神さまは、わたしたちにも、神さまを礼拝する人として生きなさいと、招いてくださっています。イエスさまの十字架と復活の御業を通して、わたしたちを神さまをさんびして、礼拝するための教会をお与えくださいました。
この日本という神さまを知らない人がたくさんいる国で、時には理解されないことがあっても、わたしも神さまに喜ばれる人でありたいと、思います。そういう風に願うわたしたちを、助けてくださり、わたしたちを通して神さまをさんびする人が与えられると信じています。
神さまが導いてくださるように、祈ります。