クジで選ばれた王さま　サウル

急激に秋になりましたね。
体調崩されていませんか？

今日の聖書は、サムエル記上10：20～27。
イスラエルの民に、初めて王さまが選ばれるところです。

「王さまクジびきで選ばれたんだって」
「なんで？」
「それはね、人間の考えで決めずに、神さまに決めていただいたことを、ハッキリさせるためだったんだ」

サウルはサムエルに王になることを聞かされました。
「頭に油を注がれる」というのは、王さまになる印なんだ。
主の御用のために王となるけれども、サウルは不安になって隠れてしまったんだ。

十戒を守り、神さまを愛し、人を愛すれば、主がともにいてくださる。
イスラエルは神さまに守られていた。
だけど、サウルは、神さまにくじで選ばれたことを忘れ、自分の力と勘違いしていました。
神さまのことを忘れ、自分勝手なことをするようになったんだ。
サムエルから、「自分勝手なことをすると、神さまから見捨てられるであろう」と告げたのに、サウルは改めようとしなかった。
サウルは神さまに選ばれた王さまなのに、主のみ心に従わなかった、イスラエルはまた弱くなってしまい、・・・サウル王は終わってしまいました。

もともと人間の王さまは必要なかったけれども、イスラエルの人々が、どうしてもというので、神さまが選ばれた王でした。
主はイスラエルを選んだときに、「わたしはいつもあなた方と一緒にいて、わたしが戦う。そう約束してくださったのに、すぐに忘れてしまうんです。
主は繰り返し、同じ失敗をするわたしたちに、もうくじで選ぶことはやめました。
そして、わたしたちのために、真の王、真の救い主であられる、イエス・キリストをお与えになりました。
わたしたちのために、死んでよみがえってくださったイエスさま。
わたしたちが生きているときも、死ぬときも、死んだあとも、いつも一緒にいてくださいます。
主なる神さまに感謝します。

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天の父なる神さま
今朝も御言葉を感謝します。
あなたの言葉を聞いても、すぐに忘れて信じ続けることができないわたしたちです。
それなのにあなたは、そんなわたしたちを見捨てることをなさらず、もっともっと愛してくださることを教えてくださいました。感謝します。
世界中のすべての人々が、自分の手を一度手を止めて、あなたを見上げ、あなたの声を聞くことができますように。
あなたしか与えることができれない平安を、わたしたちにお与えください。
イエスキリストのお名前によって、御前にお捧げいたします。アーメン