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わたしたちのためにイエスさまは

寒い日々が続いています。
皆さんが神さまに守られますよう、祈ります。

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マタイによる福音書25:13
だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。
Watch out, then, because you do not know the day or the hour.
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分級でこのさんびかを歌いたいと思っています。

今の日本では、結婚式の食事会は、いつどこでやるか招待状が来て、その時間にその場所に行きます。
この時代、この地域では、花婿があちこち回ってから、最後に花嫁を迎えに行くので、花婿が花嫁を迎えに行く時間が決まっていませんでした。遅れることも多かったようです。結婚式の食事会に呼ばれていた、花嫁の付添人の女性たちは、花婿が迎えに来るまで待つことになっていました。

いつ来るかわからない花婿。この聖書が書かれた頃、復活されて天にのぼられたイエスさまが、「再び来る」とおっしゃっていましたが、イエスさまは「いつ再び来る」かわかりませんでした。いつ来るかわからない花婿は、いつ再び来るかわからないイエスさまのことを、思い起こされます。

待ちくたびれた、女性たちは、眠ってしまいます。この時代、街頭もないし、真っ暗なところを歩いて行くためには、灯火は必須でした。灯火は油がいるのですが、5人の女性は予備の油を用意していましたが、残りの5人の女性は予備の油を用意していませんでした。花婿の到着が予想以上に遅くなってしまい、予備の油のない女性は、油がなくなったので、予備の油を持っている女性に「わけてください」とお願いします。でも、予備の油を用意していた女性たちは、「分けてあげる分まではないので、自分で買って来たら」と答えます。油のなくなった女性たちは、油を買いに行き、その間に花婿が来てしまいました。
予備の油を用意していた女性たちは食事会の部屋に入ることができましたが、予備の油を買いに行っていた女性たちは、遅れてしまったので部屋を開けてもらえませんでした。

賢い5人の女性と、愚かな5人の女性と表現されています。
この話を聞いて、どきっとしませんか?
わたしは、愚かな女性の方で、食事会に入れてもらえないのではないか・・・と不安になります。

わたしたちはみな、愚かです。
そんなわたしたちを救うために、イエスさまは十字架への道を進まれているのです。わたしたちは、すでにイエスさまの十字架と復活によって、罪を赦されて、イエスさまによって招かれているのです。

いつくるかわからないイエスさま、そしてイエスさまを待つわたしたち。
油を準備するとはどういうことでしょう?
灯火がついているとはどういうことでしょう?

油を準備するとは、御言葉を繰り返し聞きながら、世界の造り主であり神さま、わたしたちを罪から救ってくださるイエスさまを信頼して、助け手である聖霊と、祈りつつ歩むことではないでしょうか?
信仰の灯火が消えないように、いつイエスさまが来てもいいように祈りつづけようと、イエスさまが語りかけます。

わたしたちのためにイエスさまは、十字架についてくださいました。
わたしたちは自分の力では油を準備することができない、愚かなものです。
イエスさまの祈り、聖霊の働きによって、わたしたちもイエスさまに従って歩むことができます。
感謝して、今日も、御言葉を聴いて、祈りたいと思います。

天の父なる神さま
お名前を賛美します。
天にのぼられたイエスさまは、また来てくださるとおっしゃっていました。
イエスさまを待つわたしたち。
御言葉を聞き続けることができるように、祈り続けることができるように、どうぞお助けください。
わたしたちは、あなたに招かれていることを信じ、感謝して祈ります。
この祈りを尊い主イエスキリストの御名によって祈ります。アーメン