自分のなかの波を受け入れる
いつも過剰気味になってしまう自分を、どこかでずっとダメだと思っていた。
「もっと一定のリズムでなければ」
「もっと全体を均さなければ」
「もっと安定的にできなければ」
たとえば疲れてるとわかっているのに、つい家事やら仕事やらに手を出して自爆したとき。たとえば文章を書き出したら止まらないとき。たとえば過食で苦しんでいたとき。
その反対に、動かなきゃいけないとわかっているのに、どうしても動けないとき。
完璧主義とはちょっと違う、このオーバーフロー気味な自分は、なにかが普通の人と違っていて、何かが欠けているのだと思っていた。
だからそれをコントロールできるようにならなければ。もっとこの波を上手く乗りこなせるようにならなければと思っていた。
でももしそれが「便利で安定的な生産をつくるため」が目的の、社会都合で刷り込まれたイメージなのだとしたら?
たとえば四季があるように、身体の周期があるように、月の満ち欠けがあるように。人の生き方にも波があるのは、至極当然のことなのではないだろうか。
冬になれば冬眠するし、夏になれば活発になる。そんなごくごく普通の流れを「上手く乗りこなせなければダメだ」とか「コントロールできなければダメだ」という、そんな人生のどこが面白いのだろう。
たとえば冒険がしたくて出た旅で、すべての予定を組んで、お店を決めて、賢く立ちふるまって先回りした予定通りの旅が、はたしてどこまで心に残るのか。
波のある人生は、なかなかしんんどい。
でもそれが生まれ持ったわたしの波なのであれば、その波を怖がらずにとっとと降参して、流れるままに流されてみることがあってもいいのではないだろうか。
人生は冒険だ。
たとえ旅に出たり、新しいチャレンジを始めるわけでなくても、日常という冒険は今その瞬間から始めることができる。
その冒険を、もっと手放しに楽しむ人生があってもいいよね。
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*𝔽𝕖𝕞𝕚ℝ𝕚𝕤𝕞*古川明美『社会に求められるわたし』ではなく、『わたしがありたいわたし』として生きながらも【わたしらしい美しさに目覚める】ためのコンテンツを配信。✦ダンスインストラクター
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