あなたほど真剣に「自分の自信のなさ」に向き合った人はいない
インストラクターとして人前に出て、まがりなりにもダンスという手段を通して仕事をしている立場なのに、「自信がない」なんて言ってしまうのは不格好だろうか。
それでも、表面だけのハリボテな自信を身に纏って生きることはわたしにはできなくて、だからこそ、「自分の自信のなさ」に正面から向き合ってきた。いや、そうせざるを得なかったのだ。
偶然見た、2023年の蠍座しいたけ占い。
これがすごく刺さって、そしてその通りだなと思った。
「自信がない」という言葉は一見ネガティブなようだけど、100%自分に自信がある状態で生きている人がいるのかと聞かれれば、答えはNOだろう。
「自信がある/ない」とは一過性の状態でしかなくて、常に揺れ動き、同時に両サイドが発生しているものだ。ただその程度の問題、バランスの問題として、どちらか一方が著しく大きくなったときに、人は「自信がある」とか「ない」とか言うけれど、わたしはそれって正直どちらでもいいと思っていて。
ただ状態として、常に“今の自分”を俯瞰して見て、ジャッジせずに「あぁ今はこういう状態なんだな」と受け止める、その連続でしかない。
その“今の自分”が結果として自信がない状態だったときに、わたしはそれでもそこから目を背けずに生きてきたということだけは自信を持って言える。
生まれもった運動能力も、センスも、才能も特別ないわたしだけど「自信のない自分」から逃げずに正面から向き合う力だけは、だれにも負けないくらいあると思っている。
むしろそれだけがあったから、ここまでこれたと言っても過言ではないかもしれない。
(そういえばダンス動画の投稿をここでするのは初めてだ…)
自信があるからやってるわけじゃない。
でも、わたしにはまだまだできることがあって、未来の可能性が開けていることがわかっているからこそ、続けてる。
そしてなにより、その経験値を直接この手で届けたい人がたくさんいるからこそ、今日もこうして恥をさらしながら光の方向を見て生きている。
待ってろよ、未来!
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