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kemi(古川明美)
2019年7月1日 00:24
息子と娘が、ダブルで風邪を引いた。田舎の古民家で暮らす我が家は、朝晩がかなり冷え込むため、もう7月になるというのになかなか長袖が手放せずにいた。日中の暑さとのあまりの差に、衣服調節の難しさに悩む日々の中での子ども達の夏風邪は当然とも言える。しかしやはり子どもが風邪を引くと、親としてはどうしても自分の中の罪悪感がチクリと痛む。「あぁ、また風邪を引かせてしまった…」という自責の念と共に、「夜冷え
2019年1月20日 14:12
やっと頭が少しずつ正常に動くようになって来た。目の前の景色が少しずつ、現実味を帯びてくる。昨日までの世界は、まるで宇宙か深海の中にでもいるような気分だった。今もまだ頭に大きなヘルメットをつけているような感覚は消えず、透明なフィルターを通して映像を眺めているようだ。ただの風邪かと思っていたそれは、とんでもなく強いインフルエンザだった。娘からはじまったそれは、私へと移り、なすすべもなく次
2019年1月12日 05:48
夏に風邪を引くと鬱陶しいとしか思えないのに、冬の風邪はツラい反面、どこか心の奥がホッとした気持ちになる。きっと誰かに「そんなにがんばらなくていいよ」と言われているような気持ちになるからだ。…なんて言えるほど、普段がんばって生きているわけではないけれど。そんなことを言っていられるのもきっと今のうちで、明日になればそんな自分のセリフを後悔するのだろう。どうやら、風邪を引いたようだ。 フとオレ