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子育ちエッセイ

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たまらなく愛おしいと思うこともあれば、どうしようもなくしんどいと思うこともある育児。その両面をコトバにできたらと思っています。
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2020年6月の記事一覧

「おつきさまの おかあさんは どこ?」

「おつきさまの おかあさんは どこ?」

「おかあさん」という言葉に、子どもといういきものは無条件に安心感をもつものなんだろうか。

いつものように近所の温泉にむかう、もうとっぷりと日が暮れた夜道。
4才の息子を背中におんぶして歩く、家から車までのほんの数メートルの、夜のおさんぽ。

お風呂がないわが家は、毎日のように夜は近所の温泉に行く。
4才ともなるともうずっしりと重たくて、わたしの背中と腕は息子の身体でいっぱいだ。

見上げた空には

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親から子への愛情より、子から親への愛情のほうがずっとおおきいのかもしれない

親から子への愛情より、子から親への愛情のほうがずっとおおきいのかもしれない

「だっこ だっこ かあちゃんだっこーーー」

こどもは抱っこがだいすき。

わが家のこどもたちは、どちらかを抱っこするとかならずもう片方も、「ワレもワレも!」と言わんばかりに抱っこをせがんでくる。

2才と4才、合計体重約30キロ。

2人まとめて抱っこすると、それはそれは重いのだけど、こんなに抱っこさせてもらえるのもきっと今だけだろうと、せがまれたときはできるだけ抱っこしてあげようと思っている。

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NOと言えるすばらしさを

NOと言えるすばらしさを

「きょうは ようちえん いかないよ。」

毎朝のようにその一言からはじまるわが家。

4才の息子は、2才の後半から約1年半の間、登園拒否をしていた。

そしていろいろ悩んだ末に、この5月から登園を再開している。

引っ越しをしたこともあり、いままでよりゆったりとした園に転園したものの、やはり『毎日幼稚園に行く』というリズム自体が本人にとって不服なようで、再開してからここまでほぼ毎朝「きょうは いか

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