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羅針盤 feat.Mummy-D

「羅針盤 feat.Mummy-D(RHYMESTER)」
とうとうリリースとなりました!!

少し長くなりますが、今の気持ちとして書かせてもらいます。
とあるオーディションに合格して、晴れて東京でデビューすると20代で上京した何処にでもある話。事務所のマネージャーには最低週2本は都内でLIVEを用意されていて、訳わからないまま数ヶ月が経っていた。

ギャラは最初はないのか?とか気にする暇もなく事務所の運営の手伝いと雑務に終われて溜め込んだ貯金と親からの頑張れ金は瞬く間に消えていった。少しずつ「デビュー」というイメージが想像出来なくなりLIVEより無賃金雑務が多くなったとき、マネージャーから「この会社から逃げろ、俺も逃げる」と言われてそもそもデビューさせるような会社でないことが判明する。

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飛び出すように辞めた後も嫌がらせのようにこれまでLIVEした箱では一切売り込んでもLIVE出来ないように仕込まれていて、それ以外なんのツテもなかった俺は「どうしていいか」分からないまま毎日をただ生きていた。
音楽活動どころかご飯を食べることも必死で全てが上手くいかず路頭に迷いフラフラしていた。

そんな時、友であるGAGLEが出演するイベントに遊びに行った。東京は三宿webという老舗クラブバーの聖地。同じようにガムシャラに活動していた彼らはデビューが決まり自分よりも何倍も大きく見えた。悔しさと羨ましさで唇を噛みながらLIVEを見ていたけれど、その場所とイベントを楽しむ人たちが印象的で、改めて東京の「音の場」を心から楽しんだ。それからは何度も飲みに行った。何度か通っているうちに店長ナガサワさんと話せるようになりデモを渡し、イベントを紹介してもらった。オーガナイズはeijiさん。ミュージックラバーを楽しませて、人との繋がりを大事にして、そこから生まれるパワーをイベントに注ぎ込む。店長ナガサワさん、eijiさんが東京で出会いのスタートで2人なくして今の自分はない。

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そして
「two,three,breaks」と言うヒップホップラバーからお店の常連さん、様々な業界の面白い方々が集まるイベントにてレギュラーとなった。
そこでDJとして毎月スピンしていたのが、Mummy-D氏!そう「Dさん」なんだ。
沢山のファンに囲まれながらも、毎月LIVEするメンバーを後ろから真剣に聞いていた。自分には有り難すぎるアドバイスとご馳走されたショットグラスは何度でもウェルカムだった。「いつか一緒に歌いたい」これが夢みたいな目標みたいな口にするのもドキドキする自分への約束になったのはこの頃だ。


アレから20年。

リリックの言葉(韻)のケツや可愛い子のケツを追いかけた俺が
今じゃ、年を重ねて我が子のケツを追いかけた親とかになってる。
大人になって消すことも出来ただろうが、ケツに火が着いたままで
良かったと間違いなく思ってる。
ただのDさんヘッズでしかない自分に伝えたい。
今がその時だぜってね!

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いつでも俺たちの前を突っ走ってくれている先輩がいるってのは
最高に勇気をもらえるし、まだまだ進化し続けて更新し続ける姿に
負けられないという気持ちが燃え上がってくる。
そんなDさんに心から感謝とリスペクトを!

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▶︎New Single◀︎
MASSAN×BASHIRY 
羅針盤 feat.Mummy-D(RHYMESTER)
https://linkco.re/7FnureuC

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#マスバシ 
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#井上惇志 
#向啓介

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