チェロの先生という仕事
みなさん、こんにちは。
最近グッと涼しくなってきましたねー。
蒸し暑さもなく、風が心地よくて、歩くのが楽しい季節になってきました。
今日は「チェロの先生」という仕事について書いていきたいと思います。
私はどちらかというと教えるのがメインにチェロと関わっています。
いろんな理由がありますが、それは横に置いておいて、私がチェロを教える時に大切にしていることを3つ書きたいと思います。
この考えは私が教え始めて1、2年後から変わらず持って教えていたので、今もこの仕事を続けていける原動力になっているのではないかと思います。
①チェロを楽しむ
一番大切なことは、チェロを楽しむことだと思っています。
私の生徒さんは趣味でされている方ばかり。
チェロの音が好きだったり、チェロを弾いてみたかったり、老後の楽しみや、オケで弾きたいと希望を持った方まで、いろんな方がいらっしゃいます。
きっかけは人それぞれですが、せっかく出会えたご縁ですので、大事にしたいと常日頃から思っています。
なので、まず大切なことは楽しむことだと思っています。
②どこに行っても大丈夫なように
私の生徒さんは大人が多いです。
家族のこと、引っ越しや転勤転職などでお教室に通えなくなることもあります。
だからこそ、誰に習っても大丈夫なように最初の基礎はどんな人にもきっちり教えているつもりです。
楽器の構え方から、弓の持ち方、チェロを弾く上で最低限の基礎がしっかりしていれば、どの先生に習いに行っても大丈夫だと私は思っています。
ですので、最初から私に習って下さったどの生徒さんも、基礎だけはめっちゃしっかりと教えて「どこに出ても大丈夫なように」しているつもりです。
基礎ってつまらないって思われないように工夫しながら、楽しく弾くことが大事なので、気をつけています。
③基本自由に弾く
何でもそうですが、答えって一つじゃないですよね。
上級者並みにある程度弾けるようになった生徒さんには自主性をお願いしています(^ ^)
曲を決めた後に、弓順、指番号は一応模範は出します。
ですが、一人一人手の大きさも、指の長さも違うので、「自分の弾きやすいように指番号変えてもいいよー」っと伝えてあります。
あと、新しい曲に入るときは一番最初に模範演奏はしません。
それは、せっかくある程度弾けるようになったのだから、自分で何かを掴んでほしいからです。
コピーはさせません笑
私が弾くときは、何回かレッスンした後に、こんな感じの弾き方もあるよーっと、参考程度になるように弾くようにしています。
でも、なかなか煮詰まっている方には、私が弾いて、それを録画、録音してもらったりもしています。
物事は臨機応変に♪
以上が、私がチェロを教える上で大切にしていること3つでした。
私自身が自由人すぎて、人に縛られるのが苦手なので、
ゆるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいレッスンですが、みなさんがチェロを好きで弾いていてくれればそれでいいんです(^ ^)
そして、レッスンに来る前より少し上手になって帰ってくれれば儲けもんです。
「好きこそ物の上手なれ」
チェロが好きな人がたくさん増えますように、今日も頑張ります♡
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?