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演奏会を聴きに行くということ

チェリスト スティーブン・イッサーリスさんのコンサートに行った時のもの



こんにちは。
今日は演奏会に聴きに行く時の私の気持ちについて書いていきたいと思います。


皆さん演奏会に行かれたりしますか?
私は演奏会に行ったら、
「必ず手ぶらでは帰らない」
そう思って演奏会に聴きにいきます。

昔、チェロを始めたばっかりの時、楽器店の社長さんに、チェロのコンサートのチケットをいただいたんです。
聴きに行って数日後、社長さんにチケットお礼を言いに行った時に、
「どうだった?」
と聞かれ、
「とても楽しかったです、チケットありがとうございました」
と答えたら、怒られました笑
「コンサートは聴きに行って楽しむところじゃない、勉強するところだ」
と。
それ以来、クラシックのコンサートを楽しんだことがありません汗
ちなみに、社長さんと何年後かに一緒にコンサートに行ったら、社長さん横でくーくー寝てました・・・笑

クラシックのコンサートを聴きに行ったあとはすごく疲れます。
なぜなら、全集中して勉強してるから。
弓の使い方、指の使い方、楽器の構え方、曲の持っていき方、曲の見せ方、聞かせ方・・・見逃せないところばかりです。
なので純粋に音楽を楽しむならポップスのライブの方が好きです。
手放しで楽しめるから。

仕事関係も含め、いろんな方のコンサートに行く機会がありました。
いろんな方の演奏を聞くことで、どんな演奏スタイルが好きか、どんな雰囲気が好きか、いろんなことがわかってきます。
好きなチェリストさんを見つけると、宝箱を開けたみたいにワクワクします。
そして、自分も自分の演奏にワクワクできるような演奏をしていきたいですね。
自分が自分の一番のファンでありたいと、最近はいつも思っています。
葉加瀬太郎さんのように。
彼の思考回路ものすごく好きです。
彼は練習が終わった後、いつも
「今日もパーフェクト!!」
と言って練習を終えるそうです。
なかなか言えないですよね・・・。
練習してたらいろんなアラが見えてくるし・・・。
それでも、そう言えるように、私もまた頑張ろう。



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