チェロ弦
みなさま、こんにちは。
毎日暑い日が続きますね。
でも、夜は少し暑さがおさまってきたかな?って思う今日この頃です。
さて、今日はチェロの弦についてお話ししたいと思います。
チェロの弦はガット弦とスチール弦があります。
ガット弦は羊の腸から出来ています。柔らかい音が特徴的で、好んで使われる方もいらっしゃいますが、耐久性に乏しく切れやすいので、スチール弦が一般的に使われています。
もちろん根強いガット弦ファンもいらっしゃるので、廃れることはないと思います。
それでは数あるスチール弦の有名どころを独断と偏見でサラッとご紹介します。
スピロコア(トマスティック|オーストリア)
チェロ弦の中で一番安い弦でした。
今はもっと安い弦も出ていますが、初心者の方が一番最初に手に取る弦だと思います。
楽器を買うときに張ってあることが多いので。
CG線が使われることが多い弦です。
ラーセン(ラーセン|デンマーク)
一番オーソドックスな弦なのではないかと思います。
THE王道。
どんな楽器にも合いやすく、飛び抜けていいわけではないけれど、悪いところが見つかりにくい、バランスの取れている、そんな弦です。
全弦この弦を使われている方は多いです。
最近ではラーセンシリーズがたくさん出ていて、その中から選ぶの大変そうですよね汗
ヤーガー(ヤーガー|デンマーク)
ヤーガーは比較的柔らかい弦なので、女性や指の細い方、お歳を召されてからチェロ をはじめられた方におすすめかなと思います。
強い音というよりは、柔らかい優しい音が出ます。
AD線で使うのがおすすめです。
パーマネント(ピラストロ|ドイツ)
確か黄色地に水色が巻いてある弦だったと思います。
生徒さんが昔使っていましたが、音がしっかりしていた記憶があります。
エヴァ・ピラッツイ(ピラストロ|ドイツ)
緑地に黒?紺?が巻いてある弦です。
ルーツはイタリアの弦職人みたいです。
この弦は明るくキラッとした音がでる弦かなって思います。
楽器と相性が合わない場合は音がひっくり返ることもあります。
あとは、使っている人を間近でみたことがないので、感想はかけませんが、
ベルカント、オブリガート、ヘリコア、オイドクサ(ガット弦)などがあります。
そしてね、、最近いろんな新しい弦が出てるんですよ・・トマスティック社から。
トマスティック頑張ってる・・・。
私がよく行く楽器屋さんの最近の勧めはRONDOでした。
ADをRONDO、CGをスピロコアとか、
ADをVERSUM、CGをスピロコアなんかがおすすめらしいです。(記憶違いだったら訂正ください笑)
ただね、大きい声では言えないんですけど、この弦たちとっても・・・
お高いの
全弦RONDOにしたら、定価5万越えですよ・・・
弦はお金がかかりますよね^^;
ちょっとでも安く買いたい方におすすめのサイトがこちら。
I LOVE STRINGS様
いつもお世話になっています。
今回の画像もこちらからお借りしました。
ありがとうございました。
ここの会社は卸業者の「タツノヤ商会」さんがされているので、安心してお買い物できます。
関西では超超大手の卸屋さんです。
なので、店売価格より安く売ってらっしゃいます。
買う弦が決まっているならここはおすすめです。
あとは、自分の好きなチェリストさんが、何の弦を使っているのか調べるのも楽しいですよー。
YouTubeを見たりコンサートに行ったときに、何の弦を使っているのか見てみて下さいね。
ご自身が実際に弦を買うときは、楽器との相性もあるので、一概にこれがいいとは言えません。
なので、ご自身の持っているチェロに合う弦を探してみて下さいね。
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