ゴッシーが行くvol.20《シューベルト現場のヒミツ》その3
最高な日本人ピアニストの一人
橋本京子 から電話がかかってす来た
昨日 私が投稿した
シューベルトのdim.について
A-durのピアノソナタでは
dim.の後に a tempo が書いてあって
decrscendの後にはa tempoが無い事
他の作品でも大概はdim.の時
少し遅くすると上手くいくが
ただし例外がある事
また
ベートーベンの初期のピアノソナタ
にも dim.と decrscendが 書き分けてあって19初頭のウィーンで
dim.はwith rit.の習慣があったと
推察出来る事
また
> アクセントの表示
シューベルトの自筆譜を見ると > の記号が1~2小節に渡ってまるでdim.の記号のように書かれてあったり
そうでもなかったりを
ベーレンライターの編集者が
短い > に統一したので
シューベルトの > は長めのアクセントの時もあるのでプレイヤーは
臨機応変に対応する必要がある事
などを 話してくれた
橋本京子はシューベルトの諸問題
についてカナダやアメリカで
何度もレクチャーしていて
めちゃくちゃ 詳しい
他にも付点音符の問題や
レガートと言葉で書いてあるのに
スタッカートの点がある時の問題
などを教えてくれた
日本の音楽学校では一般的な知識
ではなく
私も現場に出て来て初めて知った事なので
橋本京子のレクチャーを
日本でも聞きたいと思った。
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