ゴッシーが行くvol.28《バチカンのミサ》
コロナの前2018年まで
毎年ローマのバチカンに行って
サン・ピエトロ大聖堂で
西本友美のイルミナートオーケストラのメンバーとして演奏していた
ある年、カトリックの総本山
サン・ピエトロ大聖堂の
ミサで
演奏した事がある
ミサで演奏するメンバーなので
観光客がいない時に
大聖堂の中に展示してある
ミケランジェロ作
瀕死のピエタと
静かに間近で対峙する事が出来て
立ちすくしてしまった
完璧て このことだ
訴えかけて来る凄まじい迫力は
細部の完璧な美しさがあるからこそだ
サンピエトロ大聖堂はトんでもなく
デカい
しかも古い石の建物なので
余韻が長く特別な音がする
祭壇の前が
十字路のように空間が交差していて
そこにオルガンの鍵盤が設置してあり
バチカンの音楽監督が
オルガンを弾いたり合唱の指揮をする
この音楽監督が凄い
ミサなので2時間の内に色々な人が
登場して
メインは1番偉い坊主の枢機卿が登場するが(パップは出てこなかった)
誰かが登場するその度に
パンパカパーンの
登場のファンファーレを音楽監督が
オルガンでやる
これが多種多彩
オーソドックスにヘンデル風バッハ風
から始まり
もっと古いパレストリーナ風や
モーツァルト風ベートーヴェン風
ブラームス風ブルックナー風
ワーグナー風プッチーニ風
ヴェルディ風ストラビンスキー風
メシアン風 更に
ピンクフロイド風JAZZ風
訳の分からない現代音楽風など
ありとあらゆるスタイルで続ける
圧巻は
オルガン演奏の合間に立ち上がって
指揮台に登りコーラスの指揮をするのだが
恐らく80歳を超えていて足取りが
頼りない しかし指揮をし始めると
豹変して百獣の王ライオンのような
立ち姿で指揮をする
凄い音楽家だった 世界は広い
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