ゴッシーが行くvol.4『タイムマシン』
VOL.4
ゴッシーが行く
4月26日の福岡のアイレフホールでの
フルートトリオのコンサートの準備で
昨日から現地で合わせ
名曲ハイドンのフルートトリオと
ウェーバーのフルートトリオの
作曲年代差がたった30年!へーっと
びっくり
年代差と言えばデュトワが
「知ってるか、ベルリオーズはブラームスが生まれる30年前に生まれたのを」と言ってたのを思いだした
確かに
ベートーヴェンが亡くなった時
ベルリオーズは24才、意外に古い時代なのにタイムマシン使った?と思うほど
ストラビンスキーのように現代的だ
先週ヴェルディをやっていた時に
スタイルは違うけどヴェルディって音楽の中身はモーツァルトみたいだなと感じていた
作品を理解して再現する作業をしているとベートーベンから後と、その前に
大きく音楽スタイルの変化を感じる
モーツァルトの音楽のスタイル
はあくまでも自然なライン
ヴェルディのスタイルは大げさだが
音楽の内容は意外とモーツァルトに似ていたりする
ひとつには
ベートーヴェンの譜面のPとかfとかの
ダイナミックの表示や
クレッシェンド、スフォルツァート、の書き方をベートーヴェン以降の作曲家が踏襲していて
ベートーヴェンより前は
指示が少ない事が関係しているのかもしれないと思う。