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【今日のバッハのカンタータは?】2024/6/9(日)トリニタティスⅠI

WHICH BACH CANTATA TODAY?" (「今日のバッハのカンタータは?」)の 2024年6月9日の記事の和訳です。以下,一部訳注やリンクの追加をしている以外はほぼ直訳です。原文の著者Michealの許可を得て翻訳や画像引用をしています。

トリニタティスIIまたは三位一体の日の後の第2主日

9 June 2024 - 今日はトリニタティスII,三位一体の日後の第2主日だ。バッハは,典礼日ごとに新しいカンタータを書くことが彼の職務になったライプツィヒに移り住んで間もない頃、この日のために2つのカンタータを作曲した。

ジョン・エリオット・ガーディナーとイングリッシュ・バロック・ソロイスツによる録音にある「天は神の栄光を語る」《Die Himmel erzählen die Ehre Gottes》BWV76は,その前に,バッハが敬愛し、あまり知られてはいないが大きな影響力を持った先人ハインリヒ・シュッツ(Heinrich Schütz)の作品が収録されている。

「ああ神よ、天より見たまえ」《Ach Gott, vom Himmel sieh darein》 BWV 2は、コラール・カンタータの第2番で、1524年にマルティン・ルターが作曲した初期の賛美歌に基づいている。

Music for today

  • Die Himmel erzählen die Ehre Gottes, BWV 76
    (first performance 6 June 1723, Leipzig period)

  • Ach Gott, vom Himmel sieh darein, BWV 2
    (first performance 18 June 1724, Leipzig period)

Playlist

WBC43-Trinitatis II or 2nd Sunday after Trinitatis

このプレイリストは以下のストリームサービスからどうぞ。

Image of the day

バッハはアイゼナハで生まれた。19世紀半ばに、フラウエンプラン(Frauenplan) 21にあるこの家が偉大な巨匠の生家であることが判明した。1905年に取り壊しの危機にさらされた時、1900年にライプツィヒで設立された新バッハ協会(Neue Bachgesellschaft)がこの家を買い取り、そこに博物館を設立することを決定した。しかし、1928年の調査により、バッハ一族は確かにこの住所に住んでいたが、JSバッハの生家ではなく,生家は既に失われていることが判明した。写真は1907年のバッハハウス開館の様子。

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