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【今日のバッハのカンタータは?】2024/9/5(木)フリードリヒ・クリスチャン・フォン・ザクセン皇太子誕生日

WHICH BACH CANTATA TODAY?" (「今日のバッハのカンタータは?」)の 2024年9月5日の記事の和訳です。以下,一部訳注やリンク, 動画の追加をしている以外はほぼ直訳です。原文の著者Michealの許可を得て翻訳や画像引用をしています。

フリードリヒ・クリスチャン・フォン・ザクセン皇太子誕生日

2024年9月5日 - 今日のカンタータ「われらにまかせて見張りをさせよ」《Laßt uns sorgen, laßt uns wachen》BWV 213は、ヨハン・セバスティアン・バッハの世俗カンタータだ。バッハは,ピカンダーのテキストに基づきライプツィヒでこの曲を作曲し、1733年9月5日にライプツィヒのカフェ・ツィンマーマンで初演した。この曲は「ヘラクレスの選択」《Die Wahl des Herkules》、もしくは「十字路のヘラクレス」《Hercules am Scheidewege》としても知られている。

このカンタータは、ザクセン選帝侯でありポーランド王でもあったフリードリヒ・アウグスト2世の息子、ザクセン公フリードリヒ・クリスティアン皇太子の11歳の誕生日のために作曲された。

冒頭の合唱は、クリスマス・オラトリオの第4部「ひれ伏し感謝もて,ひれ伏し賛美もて」《Fallt mit Danken, fallt mit Loben》, BWV 248 IVの冒頭の合唱と同じなことに、お気づきの方も多いだろう。そしてアリア「ねむれ,いとし子よ」《Schlafe, mein Liebster》は、現在,同じオラトリオの第二部にある「ねむれ,いとし子よ,安らぎを感じて」《Schlafe, mein Liebster, genieße die Ruh》の改作だ。

Music for today

  • Laßt uns sorgen, laßt uns wachen, BWV 213
    (first performance 5 September 1733, Leipzig period)

Playlist

WBCF0905-Birthday crown prince Friedrich Christian von Saksen

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Image of the day

ロザルバ・カリエラ( Rosalba Carriera)によるザクセン皇太子フリードリヒ・クリスティアンの肖像(アルテ・マイスター絵画館, Gemäldegalerie Alte Meister, ドレスデン, 1739-1740年頃)。ロザルバ・カリエラはイタリアのヴェネツィア出身のロココ調の女性画家で、皇太子の父であるザクセン選帝侯兼ポーランド王フリードリヒ・アウグスト2世が敬愛していた。


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