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【今日のバッハのカンタータは?】2024/9/29(日)トリニタティスXVIII
WHICH BACH CANTATA TODAY?" (「今日のバッハのカンタータは?」)の 2024年9月29日の記事の和訳です。以下,一部訳注やリンク, 動画の追加をしている以外はほぼ直訳です。原文の著者Michealの許可を得て翻訳や画像引用をしています。
トリニタティスXVIIIまたは三位一体の日の後の第18主日
2024年9月29日 - 今日はトリニタティスXVIII、または三位一体の日の後の第18主日。ライプツィヒ時代のカンタータを2曲紹介しよう。
「神のひとり子なる主キリスト」《Herr Christ, der einig Gottessohn》BWV 96は、ライプツィヒでの2年目のコラール・カンタータ・サイクルにおける作品だ。この曲は、1524年に出版された"Eyn geystlich Gesangk Buchleyn"(訳註: ドイツで初めて出版された合唱用の讃美歌集)に掲載されたエリザベート・クルシガー(Elisabeth Cruciger)の5連の賛美歌《Herr Christ, der einig Gotts Sohn》を基にしている。エリザベート・クルシガーは、プロテスタント宗教改革におけるルター派の最初の女性詩人であり賛美歌作家であり、マルティン・ルターの友人でもあった。
カンタータ「神のみに我が心を捧げん」《Gott soll allein mein Herze haben》BWV 169は、バッハが全く別の機会に作曲した古い曲をどのように再利用したかを示す良い例だ。このカンタータの第1楽章と第5楽章は、バッハがケーテン時代(1721~1723年)に作曲した,おそらくはオーボエかフルートのための協奏曲に基づいている。この協奏曲は現在は失われているが、1739年頃に作曲されたバッハのチェンバロ協奏曲BWV1053の原曲にもなっている。ジョン・エリオット・ガーディナーによれば、この協奏曲は1725年にドレスデンの聖ソフィア教会に新しく設置されたジルマーマンによるオルガンのためのオルガン協奏曲にも使われた可能性もある。バッハは、ダ・カーポ形式になっているこの協奏曲の第1楽章を大きめの編成による合奏の序曲として用い、ソロ・パートをオルガンに、トゥッティを弦楽器とカンタータ用に追加した3本のオーボエに割り当てた。(出典:Wikipedia)。
Music for today
Herr Christ, der einge Gottessohn, BWV 96
(first performance 8 October 1724, Leipzig period)Gott soll allein mein Herze haben, BWV 169
(first performance 20 October 1726, Leipzig period)Playlist
Playlist
WBC59-Trinitatis XVIII or 18th Sunday after Trinitatis
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