FSHD(顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー)アメリカ人男性18歳
更新が久しぶりになりました
諸事情あり、ここでの投稿を控えておりました
その控えていた数年の間にどんどんいろいろなケースが出てきています
それらは追って報告していきます。
今回はタイトルにあるFSHDのアメリカ人男性に関してです
現在アメリカ、ユタ州から国外に出るのは初という18歳の男性がはるばる来られています。
18歳ですでにアメリカのウェンディーズで働いていて、今回は全財産をはたいてまでして来てくれました
筋ジストロフィーは医学的に進行性かつ、有効な治療法は皆無
リハビリなどで怪我の予防法を体得する、補助道具、装具などを活用して少しでも生活しやすくする以外はできないものでした
日本では当院においていくつも筋ジストロフィーで筋肉量が増加する事象は100%の再現性をもって確認できていますが今回アメリカでは初となる事例となりました。(現在のN数は20程度)
口頭で説明するよりも動画の方が早いと思うので動画を貼っておきますが
1ヶ月での施術結果はこちら
今回はビデオで撮影することに失敗したものの
500mlのペットボトルを持ってアームカールの動きをできるようになりました
何も持たない自身の腕の重たさすら耐えられなかった貧弱だった筋肉が
通常の腕の機能を取り戻しつつあります
筋肉もつまんでみるとしっかりと筋肉がついているのがわかります
彼はアメリカ初の筋ジストロフィーで筋肉量が増加した人としてヒーローになれるかもしれません
勇気を振り絞って、全財産をはたいて、医学的には絶対無理と否定された成果を追い求め、我々を信じてはるばる日本に来た
その勇気と行動に対しては大きなリターンを提供したい
諦めなかった人は
絶対に欲しいものが手に入る
これからもそんな機会を提供していきたい
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