マレーシア入国のための手続き
マレーシア入国が近づき、いろいろな手続がありました。
ほとんどの手続きは会社がやってくれましたが、自分でやらないといけないこともありました。
今回、私たち夫婦が自分たちで行った手続きについて書こうと思います。
1. LoU(Letter of Undertaking and Indemnity)を書く
この書類を書いて在日マレーシア大使館に送る必要がありました。
LoUはマレーシア政府のホームページから入手できるようです。
在マレーシア大使館のホームページからマレーシア外務省のLoUページに行けるようになっています。
長い説明が続き、最後のほうにマレー語に続き英語書式が4ページあります。
LoUには自分の情報や渡航・隔離情報、マレーシアでの身元引受人などを記入しました。
2. 駐日マレーシア大使館へ書類の提出
LoUの記入が終わったら、スキャンして在日マレーシア大使館へ送る必要があります。
一緒に送付したものは、LoU、E-ticket、パスポートの顔写真ページと査証ページです。
その後、問題なければ在日マレーシア大使館からLetter of Approval と Travel Noticeが送られてきます。
手元にあるLoU原本やLetter of Approval、Travel Noticeは入国時に必要なので持っていきましょう。
(Letter of ApprovalとTravel Noticeはメールで送られてくるので印刷しておいたほうがいいと思います。)
3. ホテルの予約
もし、プレミアムサービス付きホテルで隔離を予定しているのであれば、ホテルの予約は2週間程度前にやっていたほうがいいと思いました。
なぜなら、隔離ホテルの予約ができないと隔離費用の支払いもできないからです。
ホテルの予約は直接ホテルへメールしました。
また、MySafetravelというウェブからもいくつかのホテルは予約ができるようです。
MySafetravelでは、Basic、Premium、Luxuryから選べましたが、
Basicはホテルが選べないようなので、政府が指定したホテルへ行くのだと思います。
Premiumは2つのホテルが選べました。
Luxuryもおそらくいくつかあって選べるのだと思います。
上記以外は、直接ホテルへ予約を取る必要があるようです。
4. 隔離費用の支払い
ホテルを予約すると、次に隔離費用(RM2600)の支払いをする必要があります。
ホテルを予約するとBooking IDが発行されるようですが、私たちはここで時間を要しました。
なかなかBooking IDが手に入らなかったので、予約したホテルとMySafetravel両方に問い合わせをしました。
ホテル側は、MySafetravel側の問題だと言っていましたが、
MySafetravel側はホテル側の問題だと言っていました。
私たちは何度もその間をたらい回しにされました(笑)。
結局、新しいシステムなので、システム自体がうまく言っていないという結論が出て、出発の2日前に双方からBooking IDをもらうことができました。
余談ですが、ホテル側もMySafetravel側も解決しようとがんばってくれていたと思います。
ですので、Booking IDが発行できたという連絡は、ほぼ同時に両方から来ました。
私たちのようにならないためには、MySafetravelで選べるホテルにすればいいのではないかと思います。
そうすれば、そのままBooking IDが発行できるような気がします。
(試していないのでわかりませんが・・・)
Booking IDが取得できたら、MySafetravelのホテルを選ぶページの下部にあるHotel Booking ID or MySafetravel Reference IDのどちらかにBooking IDを入力すると、隔離費用支払のページに行くことができます。
私たちは、ホテルのBooking IDをもらったので、Hotel Booking IDの部分にIDを入れましたが、エラー表示が出てしまいました。
そしてなぜか、MySafetravel Reference IDにホテルのBooking IDを入れて進むことができました。
隔離費用を支払うと、登録したメールアドレスに支払証明書が送られてきます。
それも入国時に確認されるので、印刷しておいたほうがいいです。
5. MySejahteraのダウンロード
このアプリは出発までにダウンロードしておけばいいと思います。
日本語はありませんが、これまでにマレーシアへ渡航した方がていねいに説明してくれているサイトなどがありますので、そちらを参考にダウンロードoおよび登録をすると確実です。
6. PCR検査
PCR検査は必須ではありませんでしたが、私は出発前72時間以内にスワブ式のPCR検査を受けることをおすすめします。
理由としては、日本で受けることで、空港で検査を受けなくていいからです。
マレーシアの空港でPCR検査を受けるということは、外国語の指示を理解する必要があります。
英語で話してくれるとは思いますが、英語は世界共通語のようでそうではありません。
その人の母語や学んだ環境によって発音や話し方は異なると思うので、私はしっかりと理解できることばで指示や説明を聞いたほうが安心して検査を受けたほうがいいのではないかと思います。
また、空港でPCR検査をするということは、その分時間もかかるということなので、なるべくスムーズに入国手続を終わらせたいのであれば、渡航前にPCR検査をするのをおすすめします。
7. 入国時に必要な書類
そして、マレーシアについての書類で必要なものは、下記のとおりです。
□ LoU 原本
□ Letter of Approval
□ Travel Notice
□ Entry Approval Letter(私は会社の方からいただいたので手続きの方法がわかりません。)
□ 隔離費用支払い証明書
□ 隔離ホテル費用支払い証明
□ MySejahtera(書類ではなくアプリです。)
まとめ
渡しの場合は、隔離ホテル予約後のBooking IDでトラブルがありました。
今後、誰かがマレーシアに渡航する際に、実際にトラブルにあったという私の記事を読んで、自分だけじゃないと安心していただけると幸いです。
これを参考にしてくださっているみなさまが何事もなく手続きができることを願っています。