貯金の理由からみる異文化
みなさん、貯金していますか?
何のために貯金をしていますか?
老後のためでしょうか?
夢のためでしょうか?
私はここ数年やっと貯金できる余裕がでてきました。
もともと散在するタイプで、あればあるだけ使ってしまうタイプの私ですが、将来の目標に向け、必要なお金がわかると自然と貯金できるようになりました。
今回は、私の貯金についてのお話ではなく、マレーシア人同僚と貯金の話をして異文化体験をしたという話をしたいと思います。
ある日、同じ年頃の同僚と話の流れで貯金の話になりました。
マレー系マレーシア人の彼女が貯金している理由が、
「いつかメッカへいくため」
衝撃でした。
ムスリムの方がメッカに巡礼に行くことがとても重要というのは見聞きしたことがあります。
でも、それは宗教としてのムスリムの考え方であり、マレーシアに来るまで個人的なムスリムの方の考えを聞くことがなかった私としては衝撃でした。
よくよく考えれば当たり前なのかもしれません。
でも、国や信仰する宗教が違えば、仲のいい人でも理解できない部分があることを痛感した出来事でした。
彼女は、これまでイスラムの教えを大切に守ってきて、彼女を作ってきた大部分にイスラム教の教えがあるのでしょう。
私は何かの宗教を深く信仰してきたわけではないので、特定の神様の教えを純粋に守ることはできていません。
なので、彼女と話すことはとても新鮮で、ためになりました。
異文化を知るためには、その文化圏で育った人とコミュニケーションを取り、深く聞くことが大切だと感じた出来事でした。
とりとめもないお話になりましたが、私が体験した異文化理解でした。