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H3ロケット4号機、明日打ち上げへ―今後の動きは?
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年11月4日に、H3ロケット4号機の打ち上げを予定している。
打ち上げ前日となる今日(3日)には、ロケットを組み立て施設から発射場所へ移動させる「機体移動」など、打ち上げに向けた準備が本格化する。
打ち上げ前日から当日の動き
H3ロケット4号機の打ち上げは、2024年11月4日に予定されている。打ち上げ時刻は15時48分00秒で、打ち上げが可能な時間帯は15時48分00秒から17時16分00秒まで設定されている。
また、打ち上げ予備期間として2024年11月5日から2024年11月30日まで確保されている。
予定ではまず、打ち上げ前日(L-1)の21時00分ごろに、「第1回GO/NOGO判断」を行う。これは準備状況や天候などから、機体移動の可否を判断するもので、「GO」と判断されれば機体移動の準備が始まる。
機体移動は、ロケットを大型ロケット組立棟(VAB)から発射場所(射点)へ移動させる作業で、ロケットを移動発射台(ML5)の上に立てた状態で、ML5ごと2台の移動発射台運搬台車(通称「ドーリー」)によって、約500mの距離を約30分かけて運ぶ。
機体移動は5日1時00分から1時30分にかけて行われる予定となっている。
射点到着後には、射点設備とロケットの接続作業を行う。
その後、5日7時00分ごろに「第2回GO/NOGO判断」を行い、GOと判断されれば、ロケットに推進薬を充填するための準備作業が始まり、完了し次第、ロケットに推進薬が充填されていく。
14時45分ごろ、打ち上げ60分前(X-60分)に「第3回GO/NOGO判断」を、続いて打ち上げ10分前(X-10分)に「最終GO/NOGO判断」を行い、いずれも問題なければ秒読みが始まる。
そして打ち上げ240秒前(X-240秒)から自動カウントダウンシーケンスに従い、発射に向けた作業が矢継ぎ早に行われ、5日15時48分00秒にリフトオフ(離昇)する。
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