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『すべての扉を開けるのは愛です』

愛するというのがどういうことか、わかりますか?

心を持たすよろこびと感謝の気持ちがあまりにも大きくて自分の心に収まりきれず、まわりの人すべてにあふれ出していってしまうというのが、どんなことだかわかりますか?

それは輝くような至福感であり、すべての生命とひとつになるという感覚なのです。


愛がそこにあるとき、恐れ、憎しみ、嫉妬、ねたみや強欲などはすべて消え去ります。

愛の存在があるとき、破壊をもたらすような悪い力のいられる場所などないからです。


心が冷たくなって、愛を感じられなくても、けっして絶望せずに、まわりを見わたして愛せるものを見つけなさい。

それはほんのささいなものかもしれませんが、その小さな火花が火付け役となって、あなたの存在全体に愛の炎が燃えさかることもあるのです。

重い扉の錠を開けるのも、小さな小さな鍵ではありませんか。


閉まっている扉すべてを開ける鍵は、愛です。

その使い方を学び、すべての扉が開かれるまでそれを使い続けなさい。

いまこの瞬間にいる場所から、それを始めるのです。


目を開き、心を開き、そこに何か求められているものを見て、こたえるのです。


アイリーン・キャディ著
『心の扉を開く-聖なる日々の言葉‐』6/5より

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