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子どもと一緒に観察する、庭の小さな生き物たち
自然に触れることは、子どもたちの好奇心を育てる絶好のチャンスです。我が家の庭には、小さな生き物たちがたくさん住んでいて、その一つひとつが新しい発見の連続です。今日は、そんな庭で過ごした夏の一日についてお話しします。
ある朝、庭に出て、「今日は虫探しをしよう!」と声をかけると、息子と娘は大喜び。「やったー!」と元気な声が響きます。普段は見過ごしてしまうような小さな生き物を探すこの時間は、私たち家族にとってちょっとした冒険です。
まず息子が見つけたのは、地面を這うアリの行列でした。「見て!アリさんがいっぱい!」と目を輝かせて指差します。アリたちは小さな葉っぱや食べ物のかけらをせっせと運んでいました。「どこに行くのかな?」と息子が聞くので、「お家にご飯を運んでるんだよ」と答えると、「みんなで力を合わせてるんだね」と感心していました。
次に、娘が興味を持ったのは、葉っぱの裏に隠れていた小さなテントウムシ。「見て、かわいい虫!」と叫んで私たちを呼びます。赤い体に黒い斑点のテントウムシがゆっくりと歩いていました。「これ、テントウムシさんだね!」と娘が嬉しそうに言うと、「そうだね、テントウムシは植物を守る良い虫なんだよ」と私も教えました。娘は「もっといっぱい見つけたい!」とさらに夢中になって探し始めました。
庭の隅っこでは、小さなクモが糸を張っていました。「クモの巣だ!」と息子が言うと、「クモはこうやってご飯を捕まえるんだよ」と説明しました。「クモさんもお仕事してるんだね」と納得した様子で頷いていました。子どもたちは庭での観察を通して、小さな生き物たちがそれぞれの役割を持って生活していることを少しずつ学んでいます。
こんな風に過ごす庭での時間は、遊びながら学ぶ機会でもあります。小さな生き物たちの暮らしをじっくり観察することで、自然の大切さやつながりを感じることができました。「また虫さん探しに来ようね!」と息子が言うと、娘も「次はどんな虫さんいるかなぁ??」とワクワクした表情を見せました。
これからも、家族で庭に出て小さな生き物たちを観察し、自然とのふれあいを楽しんでいきたいと思います。忙しい日々の中でも、こうした自然とのひとときが、私たち家族にとって大切な時間であることを感じています。