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愛媛の離島【睦月島】活性化としてミシュランキーホテルとの交流会


睦月島のみかん畑は最盛期

愛媛県唯一のミシュラン認定ホテル「瀬戸内リトリート青凪」から総支配人以下5名のスタッフの方々を睦月島にお迎えしました。

睦月港に着岸する中島汽船のフェリー

<睦月島をご紹介>
江戸時代末期から昭和中頃まで「縞(しま)売り」という伊予かすりの行商が全国各地へ赴き、集落には繁栄した人の豪邸が立ち並んだといいます。
当時の繁栄の面影に東海岸には「長屋門」と呼ばれる立派な門がまえの家屋が並び、その面影を留めています。最盛期には50隻の帆船を持っており、睦月の港もたいへんな賑わいを見せましたが、現在は柑橘の島となっています。

睦月島は松山港の沖合10キロ北西に浮かぶ島

人口は年々減少の一途で、5年後には1/2の約80人に、10年後には1/3の50人になると予測されています。このまま人口減少傾向が続くと数十年後には無人島になってしまう危機感に晒されています。ちなみに、睦月島沖合15キロ南西に『由利島』という名の無人島があります。この島は大手キーテレビ局の超有名アイドルグループが出演する番組『鉄腕DASH島』です。
(戦前は有人島)

※睦月島の最盛期を彷彿させる家屋と島の近海で取れる海の幸を堪能(イメージ)

睦月島は高齢化率85%と全国でもトップクラスの超限界集落と言われ、一次産業の高齢化・後継者不足、空き家問題、イノシシによる農作物の被害などの様々な問題を抱えております。

行政からも「将来性のない過疎地」という事で聴く耳を持たれていないほど過疎化が進んでいるのが現状です。

上の写真は睦月島在住の森本泰光さんが罠を仕掛けて仕留めたイノシシ


温州みかんの収穫体験される「伝道者」の皆様

そんな中、睦月島のポテンシャルを感じて頂いたの同じ松山市にある、愛媛県唯一のミシュラン認定ホテル「瀬戸内リトリート青凪」さんでした。

このホテルのコンセプトは、『地域の光の小さな伝道者』

その地には物語があり、 先人たちが積み上げた誇りがあるとのことです。

時とともに輝きを失いそうな『地域の光』を再発見し、 ひとつひとつ丁寧に磨き、紡いでいくということです。

その『地域の光の小さな伝道者』の皆様が睦月島へ訪れていただきました。


11月は高級柑橘「まどんな」(愛果28号)が収穫期

フェリーから降りて早速向かったのが、11月中旬から収穫が始まった森本さんが栽培している高級柑橘の「まどんな」などのみかん畑です。

紅まどんな(愛果28号)愛媛県が育成した品種で、ゼリーのような食感と甘い果汁、独特の香りが特徴です。果皮が薄くてデリケートなため、雨に当たらないように施設栽培や袋かけをして大切に栽培されています。
※「紅まどんな」は全国農業協同組合連合会の登録商標です。

「まどんな」はみかんというよりもゼリーのような甘くてみずみずしい食感が大変好評です。

みかん畑、特まどんなを栽培しているみかん畑で収穫体験することは皆様初めてのことでした。

天候にも恵まれ、とても楽しまれていました。

睦月島の行商の豪邸でバーベキュー

瀬戸内リトリート青凪のスタッフの皆様は、みかん畑での収穫体験を終えて、行商で栄えた豪邸の門にてバーベキュー。

バーベキューと言えば、薄切りの肉や野菜を焼き、最後の締めは焼きそばが一般的ですが、漁師割烹『睦翔丸』が調理するBBQは一味違います。

睦月島で今朝獲れたての新鮮な岩ガキやムール貝など

睦月島で獲れた瀬戸内海の幸をベースにした地中海風料理 。

睦月島産の岩ガキとムール貝のアヒージョ
ブイヤベースの材料である「キジハタ」と「ムール貝」


ブイヤベースが出来上がりました
モイカ(あおりイカ)と和牛は炭火焼き
味付けはシンプルに塩とコショウだけ

睦月島産のレモンと合わせて頂きます。
和牛の脂をさっぱりと流してくれます。

トースターの替わりに炭火でフランスパンをトースト

地中海風料理ということで、フランスパンのバケット。
トースター感覚で炭火の上で軽く焼き上げます。

締めはパエリアまたはリゾットとお好みで


糖度18度と驚異的な甘さのまどんな

デザートは目の前で採れた『まどんな』が食べ放題。

睦月島産の「まどんな」はムラなく糖度が高いのです。通常糖度13度でかなり甘いと評価されますが、糖度18度と群を抜いて甘いのです。

まどんな(愛果28号)の収穫風景と睦月島

ゼリーのような食感以上に、
甘さとみずみずしさのバランスがとれてます。

だから糖度が高くても甘ったるさが少なく
爽やかな味わいです。

飲み物はワインからハイネケン、ペリエとまさにヨーロッパ風。

睦月島で捕獲したイノシシの竜田揚げ

今回のサプライズ料理はイノシシの肉をしょうゆで漬け込んだ唐揚げ。

睦月島のイノシシは柑橘しか食べないのではないかと言われる程、肉の臭みはほとんどありません。

しかも肉質が柔らかいので普段食べてる豚肉と何ら変わらない食感でしたので、ついつい食べ過ぎてしまいました。

天候にも恵まれて、野趣あふれるワイルドなBBQでお腹も心も満たされて誰もがご満悦でした。

睦月島で獲れた天然の岩牡蠣(左)とムール貝(右)

瀬戸内リトリート青凪さんは、地域の歴史、文化、自然の魅力を未来へと受け継いでいくため、島の伝統を守り続けている地域のみなさまと共に、さまざまな活動に取り組んでいます。

今回の交流会を通じ、ホテルをご利用いただくお客様はもちろん、愛媛を訪れる方々と睦月島島民のみなさまが交流を深める場所が実現しつつあります。

地域の歴史を尊び、未来を見据えた希望の光を灯す「地域の光の、小さな伝道者」としての瀬戸内リトリート青凪さんの役割を再確認し、睦月島をはじめ地域の方々への敬意を表して頂いた次第です。

最後に『瀬戸内リトリート青凪』さんのスタッフの方から
睦月島へ来られた感想をご紹介します。

贅沢を求めると、
モノが増えてお金がかかる。

豊かさを求めると
価値を見出し、時間を育てる。

日本の原風景に出会うDay Trip

地域の光が
輝くのを待っている。

皆様の睦月島へお越しになられることを
お待ちしております。

【瀬戸内リトリート青凪関連サイト】

【町おこし、地域活性化関関連サイト】



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