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瀬戸内リトリート青凪 滞在記

ゲストをもてなすゲストハウス用に造られた贅を尽くした空間。

THE AONAGI スイートではお部屋食も可能

建築ファンならずとも一度は泊まってみたいと思うのではないでしょうか? 

しかも、この宿はただの「安藤忠雄氏建築ホテル」ではないのです。

ここは愛媛に本社を持つ大王製紙が金に糸目をつけずに、訪れるゲストをもてなすために造られたゲストハウスでした。

予算の上限は設けず、「この土地で一番の建物を造るから、日本一の建築家に頼む」と言って安藤忠雄氏に設計・建築を依頼したという由来の建物です。

何せ本館、別館合わせて、総床面積は3500㎡。

そこに7部屋のスイートルームが贅沢に配置されているだけというのですから、その数字からして桁違い。「スモールラグジュアリー」という謳い文句以上に、圧倒的な空間がゲストを魅了するのです。

その最たる部屋が、本館の最上階にある「THE AONAGIスイート」

「THE AONAGI スイート」のベランダのスペースも広々

天井高約7mのこの部屋は、リビング部分が吹き抜けになり、部屋の一面がガラス張りになっています。

視線の先には、東京スカイツリーの展望台に相当する標高450m。

客室から松山市沖合に浮かぶ忽那諸島が一望できる景観です。

瀬戸内海を一望できるのパノラミックな海が息を呑むほどの圧倒的なスケールでゲストを出迎えるのです。

THE AONAGIスイートから眺める沈む夕陽

方角としては北西に窓があるため、その夕景の写真が上手く撮ることができました。

しかも、スイッチひとつでそのガラス窓が開閉し、テラスで外の空気を吸い込むことができるので、身も心も瀬戸内の自然に溶け込んでいきます。

そして、リビングの階段を上った先にはシャワールームとベッドルームがあります。本館客室には温泉はありませんが、この宿には温泉に浸かっている時間すらもったいない、と思わせる魅力が息づいています。

お天気があまりにも良かったのでベランダに出て見ました。

眼下にはホテルの顔となるインフィニティプールが見えます。

瀬戸内の「青」を切り取る、シグニチャールーム「THE AONAGIスイート」は、国内随一の絶景を誇る、このホテルの中で最も人気のあるお部屋です。

リビングからは睦月島や中島などの忽那諸島が一望

2フロアメゾネットタイプで、下階にはテーブルやソファのあるリビング。

天井の高さは7メートル


寝室とお風呂は2階にあります。

ベッドルーム、ジャグジータイプのバスルームは上階にあります。

お茶やコーヒー、冷蔵庫内のドリンクもフリーで頂けます

更にはフリードリンクの入った冷蔵庫があり、棚には自ら手で挽いて楽しめる地元松山の専門店が焙煎したコーヒー豆が用意されてます。

ウェルカムドリンクがプレゼント

ホテル直予約の特典の一つとしてスパークリングワインのフルボトルが付きます。南米チリ産のスパークリングは口当たりもすっきりして飲みやすかったです。

「THE AONAGIスイート」のベッドルーム。

「THE AONAGIスイート」のベッドルームには、壁の一部が曇りガラスになっており、採光にも工夫を凝らしています。

「THE AONAGIスイート」のバスルームはジャグジー

「THE AONAGIスイート」には温泉はありません。

しかしこのホテルには温泉に浸かっている時間すらもったいない、と思わせる魅力があります。

「THE AONAGIスイート」にはBluetooth対応のスピーカー、客室専用のタブレットが設置されています。

ソファにはさり気なく置かれたデザイン書や写真集などアート関係の書物があります。

、ナイトウェアには岡山県産ベビーデニム製のパジャマ、室内履きには職人が1足1足丁寧に作った特注のオリジナルサンダルまであります。

とにかく、その1点1点にこだわったアイテムからは、「ラグジュアリー」「瀬戸内」というこのホテルのコンセプトの部分をしっかりと感じることができます。

「THE AONAGIスイート」概要
平米数 169.6㎡
定員 4名
部屋タイプ数 1部屋
ハリウッドツイン(Sealy 140cm ×2)
※お子様(小学生以下)はお受け入れしておりません。
※お部屋のジャグジーは温泉ではございません。

【瀬戸内リトリート青凪関連サイト】


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