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家具型ラビュリンス清書

はじめに

celeです。
先日投稿した天盃環境初日のラビュリンスについての記事から2日経ち、環境や自分の認識が大きく変わり、先日のnoteの内容が半分近く嘘だったことが分かってきました。
本当に申し訳ありませんでした。

そこで、ちゃんとしたnoteを書き直しました。
所々端折った部分があるので前回のnoteと見比べながら読むと多少分かりやすいと思います。

ラビュリンスの構築が固まってからレート1600も踏めたので、かなり正解に近い実感があります。

下の構築+アリアス1
10/22 レート1700 下のと同じ構築です

環境への認識

天盃龍が大きく減り、炎王やユベル、粛声等の前期の環境デッキによく当たります。

じゃあラビュリンスはキツイのかと言うとそうでもなく、やはり2~3割ほどいる天盃龍からの勝ちや、規制がかかり弱体化した炎王やユベルに対する勝率も上がったことから前期よりかなり立ち位置は良くなった印象です。

特に炎王のキリン準制限は大きく、各所にきちんと妨害を撃てば勝てる場面がかなり増えました。

各カードの認識

1.次元障壁

今これ入れてない人、本当にバカです。

通常罠の中で唯一、1枚で天盃龍を止めることが出来るカードです。

前回、炎王対面で引いたら嫌だなぁ、みたいなこと書いた気がしますが、正直炎スネに対してはどの罠もほとんど意味が無いため対炎王で下がる勝率はほとんどなく、それでいて対天盃龍でこれを撃つことで勝った試合がかなりありました。

炎王に次いで苦手対面の粛声に対する制圧、後手捲りにも使用でき、意外と器用に使えたためイメージが大きく変わったカードです。

また、攻撃を制限するだけの罠などと違い、ワンキルできなかった場合に出てくるバロネスなども封じることができ、本当に強いカードでした。

ただ、3枚入れるほど次元障壁が刺さる環境では無いため、トラトリ用の2枚採用です。

2.家具・召使い

天盃龍実装直後は、相手の誘発受けを意識した家具・召使いなしラビュリンスが話題でしたが、正直微妙でした。

家具・召使いは相手のマグナムートやγの的になったり、無効系を受けてしまったりと弱い点もありますが、それ以上にリソースとして安定感をくれる存在だと思っています。

家具なしの罠型の場合、対天盃で相手ターンを凌いだ後、リソースを回収できるカードが上級のみであり、そもそも上級に触れることが難しく、また、白銀が結局無効系の的になることから、誘発受けの観点では実はそんなに変わらないのでは?と感じました。

あと、家具で罠を伏せ直すことが出来ないため、ウェルカム罠に対するうららも重くなってしまいます。
罠型にはうららを止められるカードが通告しかないため、試合がうららの有無に左右され安定しません。

また、家具を入れると、時計を使えるようになります。
レディから伏せた罠を即使用出来るのはやはりラビュリンスの強みであり、これがないと天盃以外の環境デッキのスピードに追いつけないため、やはり家具は必要だと思います。

ただ、時計素引きが弱いのが難点なので、デッキを厚くしてもいいですね。

家具入りのメリットは時計が使えること。
家具入りのデメリットは時計が入っていること。


アリアンナも家具が入るなら当然3採用です。
また、後述するアリアスのサーチ用としても強いです。

アリアーヌは必須ではないため、現状は不採用ですが、欲しい場面が本当にたまに来るので1枚も視野です。

3.アリアス

ラビュリンスの永遠の課題だと思っています。

比較対象はやはり家具。
そんな家具の評価が揺らいでいるため、家具より弱いアリアスはさらに揺らぎます。

まずは重ね引きが痛いこと。
家具は2枚引いてもコストになるためそんなに痛くないのですが、アリアスの重ね引きは本当に弱い。
そのせいでまず採用枚数が揺らぎます。
3枚?それとも2枚?重ね引きしないなら1?
ただ、アリアスは基本的に初手の素引きでしか使いたくないため、入れるなら初手にいて欲しいカードとなり、ここが矛盾します。

後手から罠を使える誘発としての役割は強そうに見えますが、じゃあ何伏せるの?と言われるとさらに揺らぎます。ダルマ?ルンペル?ドラパニ?それ1枚で止められるの?墓穴食らったらどうするの?γ撃った方が強くない?

また、2ターン目以降のリソースにならない点も弱いです。家具は墓地から返って来て次のターンのウェルカムを用意してくれるのに、アリアスは場に出るだけ。やる気あるの?

とこんな理由から、今までは不採用にしていました。

ただ、天盃龍が来てから評価が変わりました

前回冗談みたいに、除去札耐えれるかもね〜とか書きましたが、これ割と冗談抜きで強い。

先攻で初手にこれと障壁とかあればかなり笑顔になれます。障壁が刺さる対面ならアリアスで伏せて、障壁が刺さらなそうならそのまま家具のコストにしたりなど、プレイの択がかなり増えました。

また、他のデッキと違い、天盃龍にGを強く撃てるようになるのも強かったです。

ウェルカムとGしか妨害がなくても、Gでトラトリや障壁を引いた瞬間ウェルカム→アリアンナ→アリアスサーチ→発動で勝ちになります。

実際これでかなりの勝ちを拾えています。

他のデッキが天盃龍に刺さらないからと言う理由でGを減らしている中で、Gを入れられることが強みになります。

枚数についてはまだ検討中ですが、基本は重ね引きすることがないサーチ用として1枚採用になると思います。

4.嗤う黒山羊

全対面に刺さり、全てを破壊する最強のカード。
のはずですが、流石にこれ1枚で天盃は止まりません。

場で使う場合はチュンドラか元禄などの、手札からチューナーを特殊召喚する効果にうち、通常召喚などで場に既にチューナーがいる場合はバイデント、墓地にチュンドラがいる場合は開門→ファドラまたはバイデント宣言。
墓地は基本的にバイデント宣言です

相手ターンに場→返しの自分ターンに墓地の効果を使うことが多いため、自分のターンに使う場合はチュンドラ宣言してからチュンドラと戦闘しましょう。(伏せを除去しきれない場合、開門ケアでバトル破棄しても可)

被ると弱いので2。

5.ラビュリンス・セッティング

最近よく見るカード。
素引きが弱すぎるのでナシ。
これを入れていることで負けが勝ちになる状況が分かりません。
OCGで流行っているらしいですが、あちらと違いまだビッグウェルカムが3枚使えるので無くても困りません。

6.白銀の迷宮城

これもセッティングと同じく素引きが弱く、なくても困らないため不採用。
除去札が多いため維持も難しいです。

7.天底セット

やはり強い。
先攻で1ドロー+ドラパニが貰えるのは嬉しいです。捲りでも強く、エニグマスター・バックビットも来たことで今までより強く使えるようになりました。

天盃龍のアトラクターがどうやら思ったより強くない(ワンキルのハードルが高い上がるらしい)ため、不採用が目立っています。

そのため、現状このカードを止められるのはうらら(+わらし←こいつもビッグウェルカム止めてくるからほぼうらら)のみ。うららを吸えるなら万々歳なので沢山入れましょう。

ドラパニの枚数ですが、トラトリ用の2枚でも良いですし、ビッグウェルカムの効果でエクレシアを手札に戻せば何回もサーチを使える上、家具の墓地効果をアクティブに出来る罠の中では最も強いため3枚でもいいと思います。

8.トランザクション・ロールバック

前回のnoteの時と評価は変わりません。
次元障壁の採用もあり、トラトリ3が堅くなったため、トラトリとセットで採用したいロールバックも採用となります。

バックビットによって素引きしてもいい場面が増えたのも追い風です。

ミラーも何回か踏むようになったので負けたくなかったら採用してください。

でもやっぱり素引きしたくないのでデッキ枚数増やしたい。

9.神碑速攻魔法

独特な使い方で面白いカードでした。
が、
・魔封じやレディと相性が悪い
・家具型の場合は家具と相性が悪い
・ウェルカム・ラビュリンスと相性が悪い
・戦闘破壊による除去が出来なくなり、ライフを取るのも遅くなる
などの理由があり不採用になりました

除去札の回答として使える点が優秀でしたが、そもそも除去札を撃たれても問題ない構築にすることを目指したため自然と抜けていきました。

10.PSYフレームギア・γ

天盃龍に対して打てることが少ないため不採用になりました。
炎王やユベル、粛声など、他の対面の後攻札としては依然として強力なため、天盃龍がさらに減るようなら採用しようと思います。

11.無限泡影

後手用のカード。天盃龍が誘発を投げまくるため三戦が流行しており、それを回避しつつ展開を止められるカードとして強いです。3枚。

12.G

強3

13.神罠

くっっっっそ強い。
先攻でこれ伏せればまず負けません。
捲り札、相手の天盃龍メタの神の宣告、面倒なモンスターの特殊召喚(咎姫(←特に強い)とかリトルナイトとか)などなど、、
もちろん天盃龍にも強いです。
今までの永続罠みたいな役割のカードになります。
神の宣告しか強くないので神の宣告を3枚。

14.天龍雪獄

天盃龍やユベルに対して強く使うことは出来ますが、炎王や粛声など刺さらない対面にはとことん刺さらないため不採用にします。
環境にいるデッキによっては変わる可能性もあります。

構築


と、いうことで。
現在ラビュリンスを組むならこの形になると思います。
時計やアリアス、白銀、ロールバックの素引きを減らすためデッキ枚数を厚くしました。

今までのラビュリンスは増殖するGや永続罠に頼っている部分が大きかったため40枚が基本でしたが、現在のラビュリンスはそうではないため多少厚くても問題なく回すことが出来ます。

後攻の誘発の密度は下がってしまう為、環境によってはγやアリアスの2枚目以降を検討しても良いと思います。

マロンはバックビットに出番を奪われました。
一応手札コストがいらないため、併せて採用してもいいですが特に困ったことは無いため不採用にしています。

金謙も強いですが、天底や強金のドローと喧嘩するのと、永続罠が少なく、金謙を撃ってまで手札に加えたいカードはないため、不採用にしています。
うららを吸ったり、手札の質を上げることが出来るため採用しても良いと思います。

対天盃の動き

次元障壁を撃つ。

これだけ。
次元障壁を撃てればひとまず勝ちです。

次元障壁を撃てない場合、大きくわけて3パターンがあります。

・Gで次元障壁を探す+アリアスで撃つ
アリアスを採用したことにより取れるようになった選択肢です。天盃龍は絶対にGをツッパるためかなりの確率で妨害を増やせます。
伏せを何枚か残して圧をかけ、メインにトランセンドを出させるまで動かしましょう。

・レディで次元障壁を伏せる+時計で撃つ
確実に次元障壁を撃ちにいけます。もちろん、Gで時計を引いてもいいです。ただ、天盃龍の構築には高確率で禁じられた一滴が入っており、レディの対象耐性をすりぬけて無効にしてくるため過信しすぎない方がいいです。

・元からある罠で戦う
元から伏せている罠が強い罠であれば次元障壁を撃たなくても十分制圧可能です。
神の宣告やダルマカルマなどを開いておけば自然と止まります。

次元障壁を撃った場合、天盃龍は、
・天球を立てる
・リトルナイトで伏せを剥がす
・レイジングジーラン←ほとんどない
のいずれかの動きをしようとします。

・天球の場合→白銀を維持して通常罠に天球がチェーンされないようにしつつ、ドラパニやダルマカルマなどで除去
・リトルナイトの場合→ストライカードラゴンに除去
・レイジングジーランの場合→咎姫またはジーランティスを除去。
で回避可能です。

残った下級天盃龍については、次元障壁を次のターンに撃てるようにした上で、効果で除去できるなら除去して攻撃、出来ないならバトルせずにターン終了で問題ありません。

相手ターンにもう一度次元障壁を撃ち、こちらのリソースが整うまでこれを繰り返せばokです。

おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございます。
環境次第ではここから変わることもあるかもしれませんが、少なくとも天盃龍がいる環境での構築はこれが最適解だと感じたため投稿させていただきました。
不明な点や批判等ありましたら、Twitter(@cele4386)の方にDM送ってください。
ありがとうございました。

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