福祉はビジネスか
世の中に福祉を仕事にしている人はたくさんいる。
仕事だからビジネスである。
ボランティアではない。
それを言ったら、ある人に、あなたは社会福祉士を目指した時に何を学んできたのかと叱責されたことがある。
福祉をビジネスと言うのが間違っていると。
少なくとも、私は、仕事として稼ぐために社会福祉士の資格を取得した。
その人は、そのことが社会福祉士の信用失墜と言うのである。
それでは、社会福祉士の資格はボランティアをするために取得するものなのだろうか。
社会福祉士の資格でボランティアをやりたい方は、ご自由になさればいいことである。
私は他の士業のように、職業を選択するのに社会福祉士を選んだだけである。
あくまでも要支援者の利益のために、ソーシャルワーク実践を仕事としているのである。
どうして人は、福祉=ボランティアというわけのわからない法則を謳いたがるのでしょう。
仕事であるからこそ、責任のある権利擁護ができるし、要支援者主体のソーシャルアクションもできるのである。