1枚200円のマスクを全世帯に2枚ずつ配る代わりに何ができるか計算してみた。
初投稿ってもっとポップな感じの記事にするつもりだったのですが…
エイプリルフールに、虚構新聞かと見紛うようなニュースが日本を駆け巡り、どうしても掛け算と割り算がしたくなったので、その計算結果を記録しておきます。
マスク2枚ずつ配るための掛け算
総務省統計局(https://www.stat.go.jp/data/nihon/02.html)によると、平成27年時点での全国世帯数は、53,332,000世帯(5333万世帯)だそうです。
その全世帯にマスクを2枚ずつ配ると、106,664,000枚(1億6百万枚)必要になります。
マスクは1枚200円もする高級マスクを配っていただけるそうなので、マスク代は合計で21,332,800,000円(213億円)に及びます。
また、マスクはポストに投函ということみたいなので、おそらく日本〇政さんに委託されるんでしょうから、5333万世帯x84円=4,479,888,000円(44億円)かかります。
というわけで、200円のマスクを全世帯に配るためにかかる費用は、合計25,812,688,000円(258億円)ということになります。
ライブハウスと居酒屋が大好きなので「かわりに何に使えるか」の割り算
コンサートプロモータース協会(http://www.acpc.or.jp/marketing/)によると、2019年上半期に開催されたコンサートの数14,947回だそうです。
(プロモーターさんが絡んでないライヴはもっともっとあると思うので、あくまで最低限の目安として)
キャンセルになった公演ごとにマスク予算から助成を出すとすると、1公演あたり1,726,947円(172万円)の保障ができる計算になります。
また、平成26年経済センサス(https://www.e-stat.go.jp/)によると、全国の酒場、ビヤホールの数は129,662軒(事業所)あるそうです。
それぞれの事業所に助成金を出すとすると、マスク予算だけで199,076円(約20万円)の保障ができる計算になります。
ぜひみなさんも、身近な数字で258億円の割り算をしてみてください。
ちなみに余談になりますが、258億円あれば河井あんり議員を172回当選させられる計算にもなります。