100日後に真の廃人になるワイ〜Laputa ALL BURST 2024〜後期離れた廃人さん向け予習曲一覧
Laputaというバンドが大好きです。
2004年9月に活動を休止して以来、20年ぶりに一夜限り(であってほしくないけど)の復活があります。
こんなタイトルの文章なので、Laputaのプロフィールについてくどくど書くつもりはありませんが、前置きとして、
Laputaはアルバムごとに毎回異なった世界観を打ち出し、前期と後期では「はたして同じバンドなのか!?いやこのヴォーカルは唯一無二だから同じバンドだろう!」ぐらいの違いがあります。
とくに後期のサウンドは、当時のヴィジュアル系(と呼ばれた)バンドでは珍しく、デジタルサウンドを全面に打ち出した曲を量産していました。
個人的には、ちょうどその頃からテクノやハウス、今でいうEDMと呼ばれるジャンルにドはまりしたこともあり、glitter以降のサウンドにも全く問題なくついていけた。というかむしろ、好きな音楽ジャンルの広がりと一緒にLaputaのジャンルも広がっていったことで、それまで以上にLaputaを好きになったような気さえするよ
もう君なしじゃ生きられない~♪(伝われ)
ただ、その音楽性の飛躍が大きすぎて、少なくない廃人さんが聴くのをやめたのも事実あると思います。
CDの売上が減ったし、ツアーのハコも小さくなったし…
とにかく、そんな「後期は離れてしまった」廃人の皆さんとも、ALL BURST2024を余すとこなく一緒に楽しみたくて、「Laputa全期大好き廃人」ことワイが、「これは2024年9月のALL BURSTで演るかもしれない!たぶん演ると思う。演るんじゃないかな…」という、当時のライヴでよく演奏されていた曲、ライヴの流れの中で重要なポイントで演奏されていた曲を頑張って思い出してリストアップしてみようと思います。
あと、もうひとつ、先日これも20年ぶりぐらいに参戦したDIR EN GREYのライヴでの出来事がこの記事を書こうと思った大きな理由になりました。
ご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、現在のツアーのセットリストはデビューした1999年の曲が多く含まれています。
当時のDirが大好きなワイとしては、むしろそんなツアーだからこそチケットを買って行ったのですが、隣の席に座ったお兄さんは、その頃の曲が全く予習できておらず、終始ポカーンとされていました。
せっかくの名曲揃い(当社比)なのに楽しめていないなんてもったいない!と、つくづく感じながら隣で容赦なく頭を振っておりました。
20年ぶりのライヴでそんな廃人さんがいてほしくない!という思いを糧にして頑張って書こうと思います。
Laputaの後期とは
Laputaの「後期」は、日本クラウンに移籍した「楽~Heaven~園」以降とするのか、それとも「glitter」以降とするのかは考え方がそれぞれあると思うのですが、今回は曲調が大きく変わったglitter以降の曲をアルバムごとにピックアップしてみます。
全体的には、ざっくり言えば「麝~Jakou~香」に収録されている「ナイフ」の延長と考えると、受け入れやすいのかなと思います。急に音楽性がガラッと変わったわけではなく、少なくともJunjiさんの中では伏線はあったのかなと。
頭振れる曲はほぼないですが、akiさんの伸びやかな高音が堪能できる曲が多いのは確かです。というのもあり、ALL BURST 2024でも何曲かは演奏されるのではないかと思っています。
では、つたない文章ですが、どうぞ。
glitter(2002年3月21日発売)
POPular UPrising 詞aki 曲Junji
この曲を聴いて度肝を抜かれて、Laputaの新曲を追うのをやめてしまったという廃人さんは一定数いるのかと思います。頭は振らないけどかなり盛り上がれる曲なので、ライヴではキラーチューンになりました。
「ポッポ!」のところでみんなで腕上げるよ!四十肩に負けずに腕上げるんだからね!ババンギャのみんな!Unusual 詞aki 曲Kouichi
上に書いた、akiさんの伸びやかな高音が堪能できる曲です。静かなシンセのイントロから爆発的に盛り上がります。BメロのコーラスはKouichiさんなので、K廃さんは予習必須ですね!
深海/Brand-new color(2002年6月21日)
深海 詞aki 曲Kouichi
このシングルは必須科目です。単発シングルと侮るなかれ。All Burst 2004のオープニングトラックです。
上に書いたとおり、ハウスやテクノにドハマりして、DJみたいなことをやっていた当時、有名バンドのハウスリミックスをかける流れで、この曲と「誘惑」に収録されている「Kiss in the Clouds」をかけたことがあります。それぐらいバンドサウンドからはかけ離れていますが、音楽としてとてもカッコいい。
あとJ廃ワイさんにとっては、間奏のJunjiさん歌唱パートが必涎モノです。Brand-new color 詞aki 曲Kouichi Junji
KJ合作。akiさんの低音から高音までを堪能できる一曲。
深海もそうなのですが、静かなAメロからだんだん盛り上がっていく中で、Tomoiさんのバスドラ4つ打ちが淡々と刻まれているのが気持ち良いです。
誘~New Temptation~惑(2002年7月24日発売)
Night and Day 詞aki 曲Kouichi
個人的にはこの曲のサビのメロディ好きなんですよね。
Kouichiさんの曲は本当にakiさんの高音ありきでメロディが構成されているなぁといつも感心する。20年経っても関心している。Dummy 詞Tomoi 曲Tomoi
作詞作曲Tomoi兄さんですよ!奥さん!(誰)
だいたいどのバンドもドラムが作詞作曲したらだいたいアルバムの中での捨て曲が多いんでしょうけど(コラ)※ただしX様を除く。
Dummyは名曲ですわよ奥さん!(だから誰)
Aメロから爆上げな曲調にサビのシンセが心地よい。
I'm sometimes happy〜とsad〜のところはみんなで歌いますからね!
Sparks Monkey(2003年4月23日)
Freedom 詞aki Junji 曲Junji
後期の曲の中ではわりと縦ノリな曲。ライヴのなかでも重要なポイントで演奏されていたと記憶している。Freedom!Freedom!で柵もげるぐらい前に突っ込みたい。けどもうそんなに若くない…Sparks Monkey 詞aki 曲Kouichi
3連ビートが気持ち良い跳び跳ねる系。
「HEY!」は客席みんなでシャウトするからね!タイミング憶えて来てね!
あとCメロ(なのか?celebrate me〜のところ)はみんなで歌いますよ!ぜひ歌詞憶えて来てね!
Material Pleasures(2004年3月17日)
Material Pleasures 詞aki 曲Kouichi
もうディスコ。ジュリアナ。ミラーボール。
この曲やるなら後ろの方で勝手に踊っていたい笑
デジタル大好きワイさんも、アルバム通してここまでポップ攻められると、正直さすがに少し「おっ」てなった。でも当時のメンバーの年齢に近づくにつれて、よく聴くようになったよ。唯一無二感はズバ抜けてるよね。
Stray 詞aki 曲Junji
アルバムの中でもかなりポップな曲です。曲調から考えると当日演奏されるかどうか、かなり微妙なのですが、曲のイントロがakiのアカペラからで、その歌詞が
こんな感じで一曲まるごとakiからのメッセージのような詞です。当日やられたらこの曲だけでバスタオル絞れるぐらい泣ける自信ある。って書きながらもう泣いてる。
当日行く行かない演る演らない関係なく、全ての後期知らない廃人に聴いてほしい名曲です。
こんな感じかな。
冷静に見返したら、All Burst 2004で演った後期曲一覧みたいになったね。
そりゃそうか。
ホントは全曲紹介したいぐらいの気持ちではあるんですけど、そうすると時間ばかりかかってしゃーないのと、予習の意味がなくなるので、これぐらいにしておきます。
この他には、となると「glitter」と「Sparks Monkey」の2つのミニアルバムは全曲可能性高いので、ぜひ全曲聴き込んでみてほしいです。
In ConfusionとかMr.Romanceとか太陽と蒼い月とかReal Worldとか、とかとかとか…全曲カッコいい。
あと見返すと、3月発売多いね(どうでもいい)
最後にワイからのお願い
実はワイさん、前の記事で書いておりますが、網膜色素変性症という眼の病気を患っています。この20年でだいぶ症状が進行して、現在はライヴハウスぐらい暗い場所ではほとんど何も見えないという感じになっています。ステージは照明が当たるので見えます。
先日行ったDIR EN GREYもそうですが、普通に見えていた頃から知っているライヴハウスやホールであれば、ハコの構造がどうなっていて、どこに階段があって…とかわかるので、なんとなくで動けるのですが(ホールは入退場時わりと明るいし)、ダイアモンドホールは初めて行くハコなので、一応下調べはして行きますが、みんなと同じようにスムーズに動ける自信はあまり無いです。
照明があまりあたってない薄暗い場所や段差のあるところでマゴマゴしてるおっさんを見つけたら、たぶんワイですので、可能であればちょっとお手伝い(何段あるよ。とか、進路こっちだよ。とか)いただけるとたいへん助かると思います。
最後になりましたが、これを読んでるみなさんとダイアモンドホールで同じ時間同じ空間を過ごせるのを楽しみにしています。
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